内容説明
古墳時代を中央集権的、国家段階とみる畿内中心主義に陥らず、「地方」から古墳時代に迫った気鋭の研究者たちの論考を収録。吉備・出雲・若狭・越・東国など、各地域の実相と多様性を描き、古墳時代研究に警鐘を鳴らす。
目次
序章 古墳時代観の諸相
第1章 吉備と大和
第2章 出雲の石棺式石室
第3章 若狭・越地域における古墳時代の実相
第4章 古墳文化に見る古代東国の原像
第5章 古墳時代の東国経営
終章 古墳時代の実像
著者等紹介
土生田純之[ハブタヨシユキ]
1951年大阪府に生まれる。1978年関西大学大学院文学研究科修士課程修了。現在、専修大学文学部教授、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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