内容説明
中世以前の古文書を資料とし、先行研究の整理検討をふまえ、文字・用語・表現(待遇表現・引用表現・数量表現)等の言語事象を究明する。古文書の言葉の研究を通して日本語の実相を追究するための貴重な基礎的研究。
目次
第1部 古文書の国語学的研究
第2部 古文書の文字・用語(古文書の文字;古文書の用字・用語;文書語「仰(おほす‐あふぐ)」
文書語「奉(うけたまはる‐たてまつる)」
文書語「請(うく‐こふ)」)
第3部 古文書の表現法(待遇表現法―「奉」「被」「得」;引用表現法―「〓(称)…者」
数量表現法―助数詞)
著者等紹介
三保忠夫[ミホタダオ]
1945年島根県に生れる。1975年広島大学大学院文学研究科博士課程退学。現在、島根大学教育学部教授
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