出版社内容情報
近代の人びとはどのようにくらし、仕事を営んできたのか。小経営家族の労働分担、都市の新中間層家族の男女のすれ違い、都市下層社会の生活や教育、農村における人間らしさの希求とくらし、炭鉱地域の朝鮮人一家の足跡など、家族関係や個人の経験に着目。リニューアルされる歴博近代展示の視点を紹介しつつ、近代の個人・家族・社会の姿を解明する。
【目次】
はじめに…佐川享平
いま、なぜ、総合展示第五室(近代)のリニューアルが求められるのだろうか…大串潤児
Ⅰ くらしと仕事の複層性と内実
一 「近代化」の中での人びとの仕事とくらし―「小経営」を中心に―…谷本雅之
二 「都市生活の広がりとすれ違う夫婦の問題関心」は、歴史の一齣にすぎないのか…大門正克
三 都市下層社会に生きる人びと―その労働と生活世界―…能川泰治
四 「人間らしさ」への問い…大串潤児
五 越境した人びとのくらしと仕事―日本の炭鉱に渡った朝鮮人女性の聞き書きから―…佐川享平
Ⅱ パネル・ディスカッション くらしと仕事の近代をめぐって
Ⅲ 展示資料をどう見るか
近代展示を考える〈教育の現場から〉
歴史教育にとっての「モノ」…渡辺哲郎
内容説明
近代の人びとはどのようにくらし、仕事を営んできたのか。農家、自営業、新中間層、都市下層社会、在日朝鮮人などの家族関係や個人の経験に着目し、新しい歴博近代展示の視点を紹介しつつ、近代社会の姿を解明する。
目次
いま、なぜ、総合展示第五室(近代)のリニューアルが求められるのだろうか?―リニューアル展示の問いかけるもの―(大串潤児)
1 くらしと仕事の複層性と内実(「近代化」の中での人びとの仕事とくらし―「小経営」を中心に―(谷本雅之)
「都市生活の広がりとすれ違う夫婦の問題関心」は、歴史の一齣にすぎないのか(大門正克)
都市下層社会に生きる人びと―その労働と生活世界―(能川泰治)
「人間らしさ」への問い(大串潤児)
越境した人びとのくらしと仕事―日本の炭鉱に渡った朝鮮人女性の聞き書きから―(佐川享平))
2 パネル・ディスカッション くらしと仕事の近代をめぐって
3 展示資料をどう見るか(壬寅歳繭小作取立帳―小作料はどのように納められるのか?―(大串潤児)
愛媛県越智郡魚島村韓国出漁之状況(複製)―漁業をめぐる交流―(松田睦彦)
鉱夫取立免状―鉱夫として生まれ変わる―(佐川享平)
山一林組争議ビラ「親愛なる町民各位へ」―「人間生活への道」を歩む―(大串潤児)
輸出用マッチラベル(複製)―マッチでつながる都市の下層社会と東アジア―(佐川享平)
大日本中学会 講義録―「学び」の広がりをささえたもの(大串潤児)
家事科協議会綴―道具二組だけで調理実習(樋浦郷子)
西陣台所模型―モノの視点から(関沢まゆみ)
二十四時家庭双六と婦人生ひ立ち双六―男のいない世界(樋浦郷子))
近代展示を考える〈教育の現場から〉 歴史教育にとっての「モノ」(渡辺哲郎)
著者等紹介
佐川享平[サガワキョウヘイ]
1980年千葉県に生まれる。現在、国立歴史民俗博物館准教授
大串潤児[オオグシジュンジ]
1969年東京都に生まれる。信州大学教授をへて現在、国立歴史民俗博物館教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 電子書籍
- 闇の半球(2) 慟哭の王子



