出版社内容情報
沖縄戦の戦場は中南部だけではなかった。地上戦がなかった地域でも、住民たちは日米軍の動向に翻弄され、空襲や艦砲射撃、飢えやマラリア、日本軍の投降阻止や虐殺の脅威にさらされた。沖縄戦でそれぞれの町や村はどうなったのか。市町村史の『戦争編』を基に、その詳細をたどる。地域の実態を通して、立体的な沖縄戦像が明らかになる。
内容説明
戦争体験の記録や教育、報道の現場で活躍する非体験世代28人が結集した第2弾!24の市町村の沖縄戦を一冊で知る。沖縄戦の戦場は中南部だけではなかった。地上戦がなかった地域でも、住民たちは日米軍の動向に翻弄され、命を脅かされた。沖縄戦で町や村はどうなったのか。市町村史の『戦争編』を基に、沖縄戦を立体的に描き出す。
目次
1 南部(南部の沖縄戦;那覇市―沖縄戦以前に空爆で壊滅した街 ほか)
2 中部(中部の沖縄戦;読谷村―米軍上陸地になった村の戦後 ほか)
3 北部(北部の沖縄戦;伊江村―沖縄戦と戦後の「縮図」として ほか)
4 周辺離島・大東島(周辺離島・大東島の沖縄戦;座間味村・渡嘉敷村―海上特攻の秘密基地とされた島々 ほか)
5 宮古・八重山(宮古・八重山諸島の沖縄戦;宮古島市―空襲と飢餓 ほか)
著者等紹介
古賀徳子[コガノリコ]
1971年生まれ。ひめゆり平和祈念資料館学芸員
吉川由紀[ヨシカワユキ]
1970年生まれ。沖縄国際大学非常勤講師
川満彰[カワミツアキラ]
1960年生まれ。沖縄国際大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
二人娘の父
takao