出版社内容情報
季刊『陶工房』で人気連載の「手びねり成形のツボ」「しはんの武者修行記」をまとめ、
新原稿を追加して再構成する書籍で、『陶芸 ろくろ成形のツボ』の続編。
陶芸初心者~中級者に向けて、 ひとつひとつの作業を解体し、それによって何が起きるのかを解説します。
「作陶の意味をいかに捉えるか」という考え方を重視して、
イラストという親しみやすさと、陶芸の技法書でこれまでに用いられてこなかった
まったく新しい表現のしかたで構築された、おもしろくてためになる作陶の哲学書ともいえる一冊です。
目次
基本編 手びねり成形のツボ(菊練りの意味を理解する;玉づくりでお碗を成形;タタラ成形で板皿をつくる;タタラのカブセ成形で、組み皿をつくる;展開図からマグカップをつくる;ヒモ積みで丼をつくる;閉じて、叩いて、袋ものをつくる;難しそうな急須を克服する;かたまりをくり抜いて陶箱をつくる)
装飾編 しはんの武者修行記(九谷焼の絵付けに挑戦;付立を学ぶ;蹴ろくろで井戸茶碗を挽く;練り込みを極める;染付技法を極める;ポーセリンを体験する;楽の技法に挑む)
著者等紹介
杉山佳隆[スギヤマヨシタカ]
美大彫刻科卒業。とある田舎の高校で美術教師をしたのち、上京。週間各誌でマンガ・イラストを制作。ある日、一念発起し、陶芸の職業訓練校へ。2005年から、東京都練馬区大泉学園で陶芸教室「森魚工房」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。