イワシとニシンの江戸時代―人と自然の関係史

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イワシとニシンの江戸時代―人と自然の関係史

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  • サイズ 46判/ページ数 200p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784642084055
  • NDC分類 664.62
  • Cコード C1021

出版社内容情報

大海原を回遊し、江戸時代を支える重要な自然の恵み、イワシとニシン。新田開発が進み、人糞や草肥が不足すると、干鰯などの魚肥としても使われた。ヒトが制御できないイワシとニシンの漁獲は、豊漁・不漁を繰り返すことで社会にどのような影響を与えたのか。気候変動と漁の関係、経済、魚肥の流通などから、自然と近世社会との関わりを解き明かす。

内容説明

江戸時代を支える重要な自然の恵み、イワシとニシン。新田開発が進み、人糞や草肥が不足すると、魚肥としても大量に使われた。気候変動と漁の関係、経済、魚肥の流通などから、自然と近世社会との関わりを解き明かす。

目次

第1部 イワシから見た加賀藩(イワシの歴史;イワシ漁と海辺の暮らし;魚肥と藩領社会)
第2部 イワシ・ニシンから見た蝦夷地と畿内(ニシンの歴史;畿内の肥料取引と農村;肥料と近世国家と国訴)
本書の成果と今後の展望

著者等紹介

武井弘一[タケイコウイチ]
1971年熊本県に生まれる。1995年東京学芸大学大学院教育学研究科修士課程修了。現在、琉球大学国際地域創造学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Aby

5
中学の社会科でも,江戸中期以降になると綿花や菜種などの換金作物が栽培され,金肥を使うことで生産性が向上した,という内容を学んでいると思う.「金肥」は購入肥料のことであり,その金肥は何で,どこから来たのか……それをデータを示して説明してくれる1冊.◆農学関係者なので,めっちゃ面白かった.私的には農業史の本.また「ゴールデンカムイ」で北海道のニシン漁を見ていたので,アレがコレでこうなるのか!と学びが深まった.2022/03/22

たくちゃん

1
江戸時代の生活にイワシやニシンなどの(自然)がどうか変わってきたのかが分かる本 社会の変化(新田開発)によって変わる生活は自然によって左右される(アンコントローラブル)なものであり、農民は金肥(干鰯や干粕)を伴う貨幣経済へと巻き込まれていく 人の社会と自然の均衡を考えさせられる2022/05/12

takao

1
ふむ2022/04/10

石橋

1
なかにし礼作詞の「石狩挽歌」から鰊御殿に興味をもってこちらを手に取った。鰊御殿ができる前の歴史だった。ざっくり言えば”ヒト”の活動も自然の営みの一部。2022/01/30

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