強い内閣と近代日本―国策決定の主導権確保へ

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  • サイズ 46判/ページ数 249p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784642083935
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C1021

出版社内容情報

日本は明治憲法下で強国の建設を進めた。内閣や首相は自身の機能を強化し、やがて戦争の主導権を得ようとしていく。近代はこの試みと挫折の繰り返しであった。明治政府発足からアジア・太平洋戦争の敗戦までの各内閣が取り組んだ内閣機能強化策を、制度や組織運営に着目し評価する。近代政治の歩みを総括し、現代政治の課題解決の糸口を探る。

内容説明

明治憲法下の内閣や首相は自身の機能を強化し、戦争の主導権を得ようとしていく。近代はこの試みと挫折の繰り返しであった。近代内閣の行った強化策を制度や組織運営から総括し、現代政治の課題解決の糸口を探る。

目次

はじめに―強い内閣や首相の追求
1 太政官制から内閣制度へ(明治政府の誕生と太政官制;太政官制の改革;内政と国防への対応;内閣制度の発足)
2 日清・日露戦争期の内閣(日清・日露戦争の戦争指導体制;日露戦争後の政軍関係)
3 総力戦体制期の内閣(第一次世界大戦への参加;「大調査機関」の設置構想;臨時外交調査委員会の設置;国家総動員機関の設置と行政整理;海相事務管理と軍部大臣文官制)
4 政党内閣から挙国一致内閣へ(第一次世界大戦後の行政運営;軍部大臣文官制問題の再燃;挙国一致内閣期の閣内統合)
5 日中戦争以降の内閣(戦時体制への移行;首相の補佐機関の模索;政戦両略の一致への努力;アジア・太平洋戦争最末期の戦争指導体制)
おわりに―強い内閣や首相を追求する意味

著者等紹介

関口哲矢[セキグチテツヤ]
1974年岐阜県に生まれる。2011年名古屋大学大学院文学研究科博士課程後期課程修了。博士(歴史学)。現在、大同大学、中京大学、同朋大学、日本福祉大学(前期)、岐阜大学(後期)、南山大学(Q3)非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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のん

3
明治政府発足から太平洋戦争の敗戦までの期間、内閣の強化をいかにして目指してきたかをまとめている(政体書体制などの内閣制以前の体制では如何に政府内の意思統一を強力に行うかという視点)。内閣制度以前は参議と省卿の関係性が大きな議論となったが、内閣制度が始まり大日本帝国憲法が公布されると、天皇の輔弼機関である内閣が如何にして天皇の統帥権の下にある軍を統制するかが課題となった。2025/06/12

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