出版社内容情報
15世紀末、伊勢宗瑞(早雲)が小田原に進出。続く氏綱が北条を名乗ると、小田原を本拠に全国屈指の戦国大名に成長した。類例がない戦国都市プランの整備、氏康・氏政・氏直時代における周辺大名との抗争・同盟、豊臣秀吉の小田原攻めを経て近世の大久保・稲葉氏の時代にいたる小田原藩と城下町発展の歴史を、豊富な図版やコラムなどを交え描く。
内容説明
15世紀末、伊勢宗瑞(早雲)が小田原に進出。氏綱が北条を名乗ると、小田原を本拠に屈指の戦国大名に成長した。氏康~氏直期の周辺国との抗争・同盟、近世小田原藩の発展にいたる歴史を、図版やコラムを交え描く。
目次
序 小田原北条氏と戦国時代(戦国時代の始まりと終わり;関東戦国史の「分水嶺」河越夜戦 ほか)
1章 乱世に立ち向かう―大森氏と伊勢宗瑞の時代(大森氏の登場;大森氏の小田原進出 ほか)
2章 戦国乱世を生き抜く(二代氏綱―関東管領への道;三代氏康―公方‐管領体制の再生 ほか)
3章 天下人との戦い―氏政と氏直の時代(上杉謙信との抗争;織田信長への服属 ほか)
4章 徳川公儀体制下への転換―大久保氏と稲葉氏の時代(黎明期の小田原藩;稲葉氏による小田原藩政 ほか)
著者等紹介
小和田哲男[オワダテツオ]
1944年静岡県生まれ。1972年早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。現在、静岡大学名誉教授、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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