幕末維新のリアル―変革の時代を読み解く7章

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幕末維新のリアル―変革の時代を読み解く7章

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  • サイズ B6判/ページ数 296p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784642083379
  • NDC分類 210.58
  • Cコード C1021

出版社内容情報

幕末維新史の諸相を、第一線で活躍する7人の研究者が多角的に読み解く。「明治維新」論を単線的な近代国家建設物語から解き放つ。19世紀後半の日本で何が起こったのか? 列強の動き、対外戦略、国内政争、思想対立や世界観相克、海防僧・漢詩人の月性が体現した知識人の交友と政治へのコミットメント…。幕末維新史の諸相を、第一線で活躍する7人の研究者たちが多角的に読み解く。「明治維新」論を単線的な近代国家建設物語から解き放ち、?歴史のリアル?を取りもどす。

はじめに…上田純子/幕末維新の、ここが面白い―一九世紀東アジアの歴史舞台で何が起こったのか…三谷 博(世界に向けて明治維新を語る/現代世界における日本の位置/近代世界における日本の発展/幕末維新期までの東アジア/西洋人の太平洋進出/明治維新による日本の激変/「間接経路」を通じての革命/現代につながる「公議」「公論」/加速するグローバル化のなかで)以下細目略/積極開国論か、攘夷論か―相異なる世界観のはざまで揺れ動いた幕末の徳川政権…奈良勝司/「攘夷」とは何か―長州毛利家が意図したこと、実現したこと…青山忠正/洋上はるか彼方のニッポンへ―欧米列強は何を目ざし、どう動いたのか…後藤敦史/「尊王」とは何か―国学の誕生から帝国憲法まで…前田 勉/漢詩のなかの月性―そのたぎる思い、そして寂寞…愛甲弘志/僧月性の交友と交際―清狂草堂に紡ぐ知識人ネットワーク…上田純子

上田 純子[ウエダ ジュンコ]
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公益財団法人僧月性顕彰会[コウエキザイダンホウジンソウゲッショウケンショウカイ]
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内容説明

欧米列強の動き、対外戦略と国内政争、世界観の相克や思想の対立、海防僧・漢詩人の月性が体現した知識人交友圏の成立と政治参加―。幕末維新の諸相を、第一線の研究者七名が読み解き、歴史のリアルをよみがえらせる。

目次

第1章 幕末維新の、ここが面白い―一九世紀東アジアの歴史舞台で何が起こったのか
第2章 積極開国論か、攘夷論か―相異なる世界観のはざまで揺れ動いた幕末の徳川政権
第3章 「攘夷」とは何か―長州毛利家が意図したこと、実現したこと
第4章 洋上はるか彼方のニッポンへ―欧米列強は何を目ざし、どう動いたのか
第5章 「尊王」とは何か―国学の誕生から帝国憲法まで
第6章 漢詩のなかの月性―そのたぎる思い、そして寂寞
第7章 僧月性の交友と交際―清狂草堂に紡ぐ知識人ネットワーク

著者等紹介

上田純子[ウエダジュンコ]
1968年、愛媛県に生まれる。2004年、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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田中峰和

7
月性は、尊王攘夷を唱えた僧侶。「人間至る処青山有り」で有名な漢詩の作者でもある。西郷隆盛と心中した月照と同じ読みだが、長州の藩論を攘夷に向かわせた点で、より政治的な人物。安政の大獄前に病死したため、攘夷論で拘留した梅田雲浜のように獄死することはなかった。その月性を偲ぶため開かれた講演録をまとめたものだが、月性と無関係のものが面白い。西海岸まで辿りつき次の征服先を太平洋と定めた米国は、中国進出の足掛かりとして日本に目をつけた。クリミア戦争で手間取る英国を尻目に黒船来航で脅したが、南北戦争で一歩後退した。2018/10/25

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