内容説明
『新訂増補国史大系』編輯など、日本史学界を牽引した黒板勝美の人となりや思想、知られざる実像を、甥の黒板伸夫と歴史小説家の永井路子が語る。平安時代の文学と仏教、歴史小説と史料など、それぞれの仕事も振り返る。
目次
1 黒板勝美の思い出(追想黒板勝美;プライバシー;普段着の勝美おじいちゃん;黒板勝美と国史学界の思い出;醍醐寺霊宝館の成立と発展;私の研究生活)
2 史料をさぐる(平安時代の文学と仏教―日本文化研究所第1回シンポジウム;陸奥掾置始実奉;王朝を旅する若き精神―山中裕氏の「人」・「歩み」・「学風」;歴史小説を書きながら―小説家、史料を読む;女性史と歴史小説―私の体験から)
著者等紹介
黒板伸夫[クロイタノブオ]
1923年、東京生まれ。1948年、東京大学文学部国史学科卒業。現在、醍醐寺霊宝館館長
永井路子[ナガイミチコ]
1925年、東京生まれ。1944年、東京女子大学国語専攻部卒業。現在、小説家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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