内容説明
天に代って誅罰され、斬殺された奸物たち。100点以上の絵画記録で再現する幕末人たちの知られざる「けもの道」。
目次
文久之巻(上)(島田左近(九条家家士)
井上佐市郎(土佐藩下横目) ほか)
文久の巻(下)(林助(中座長屋役方)
池内大学(儒者) ほか)
元治之巻(岡田直次郎(水口藩家老)
伊勢屋手代仁平次(江戸商人) ほか)
慶応之巻(西原邦之助(京都見廻組)
某(新選組賄方) ほか)
著者等紹介
菊地明[キクチアキラ]
1951年東京都生まれ。日本大学芸術学部卒業
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ケロたん
1
非株式会社いつかやるのぴろすけオススメ本。天誅愛がないと読み切れません。お腹いっぱい。2021/03/19
Mr.deep
1
こんなに!かこんだけ?かどっちの反応すればいいのか地味に難しい気が。とりあえず、一刀のもとに綺麗に首をはねるってのがどんなに神業なのかがよくわかった2019/08/11
しろろぞ
0
幕末の京都、大阪で起こった天誅事件に類するものを纏めた本。知らない事件も多かったが岡田以蔵のような人斬りが関わった事件や、新選組に関係する事件もあり興味深かった。敵対する側の人間だけではなく同じ側の人間でも穏健派になったという理由や内部抗争で殺された人が多いのが当時の殺伐として空気を表しているようだ。一方で父親を殺した際に残された子供を気遣ったりと、一口に天誅事件と言っても様々。http://memoria1.blog.fc2.com/blog-entry-20.html2013/08/17