内容説明
古朝鮮から三国(高句麗・百済・新羅)まで、国家の形成過程と社会構造を論究。郡県制、村落構造、官僚制、身分制、外交などを究明。国家機構の制度史的復元を試み、その歴史的特質を分析。新しい朝鮮古代史像を描き出す。
目次
朝鮮における古代国家の形成
第1編 郡県制と村落(新羅郡県制の確立過程と村主制;新羅の禄邑制と村落構造;統一新羅の王畿について ほか)
第2編 官僚制と身分制(六世紀新羅における骨品制の成立;統一新羅の官僚制;新羅の宰相制度 ほか)
第3編 東アジアの中の朝鮮三国(新羅国家生成期の外交;中原高句麗碑立碑年次の再検討;百済史料としての七支刀銘文)
著者等紹介
木村誠[キムラマコト]
1950年東京都に生まれる。1972年東京都立大学人文学部卒業。1975年東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程退学。東京都立大学人文学部助手・助教授を経て現在、同教授
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