武蔵武士団

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武蔵武士団

  • 関 幸彦【編】
  • 価格 ¥2,750(本体¥2,500)
  • 吉川弘文館(2014/03発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 265,/高さ 21cm
  • 商品コード 9784642081030
  • NDC分類 213.4
  • Cコード C1021

内容説明

畠山・河越・豊島・比企・熊谷ら、中世武士団の典型とされる武蔵武士。平安から室町期にわたるその盛衰を、軍記物『平家物語』『太平記』を素材に描き出す。東北や西国、鎮西などへ移住し、全国に足跡を残した武蔵武士団のその後にも迫り、古戦場や館・城・街道など、彼らが活躍した舞台を訪ねる。注目の武蔵武士らを紹介する人物コラムを収録する。

目次

武蔵武士団への招待―そのあらましを探る
1 源平の争乱と武蔵武士―『平家物語』の世界(秩父氏の諸流と源平争乱;武蔵七党と『平家物語』の世界;鎌倉期の血縁、婚姻関係)
2 南北朝動乱と武蔵武士―『太平記』の世界(鎌倉幕府の滅亡と武蔵武士;南北朝動乱と『太平記』;南北朝武士団の諸相;南北朝期の血縁、婚姻関係)
3 武蔵武士団のその後(東国武士の移動と移住;東遷した武士団;西遷した武士団 中国方面;西遷した武士団 鎮西方面)
4 武蔵武士を歩く(古戦場;館・城・街道;信仰と板碑)

著者等紹介

関幸彦[セキユキヒコ]
1952年北海道に生まれる。1985年学習院大学大学院人文科学研究科史学専攻後期博士課程満期退学。現在、日本大学文理学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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獺祭魚の食客@鯨鯢

14
武蔵と相模は兄弟関係にあると言われます。ムサカミとムサシモの都に近い方が前者で遠い方が後者。それぞれ、語頭と語尾が取れてこの名になったとか(諸説あり)。ムサは武者につながり、国の名前が都人から見たイメージですね。同時に「野蛮な」「洗練されていない」ともつながっています。しかし、鎌倉北条氏、小田原北条氏と歴史上に痕跡を残した地域としてとても興味深い地域でもあります。司馬氏の指摘する「名こそ惜しけれ」という日本人の名誉を重んじる生き方は、武蔵の熊谷次郎直実に体現されています。興味深いですね。

bapaksejahtera

11
安田元久「武蔵の武士団」での網羅的な紹介に続く読書。本書は平安~室町期にわたる秩父平氏や武蔵七党等の諸武士団盛衰をオムニバス的に描く。武士団の成立を「農民が武力を獲得、階級的上昇を経て支配側に脱皮する」とする古い史観を本書は否定する。源平合戦が東国武士団を新規所領の獲得という形で北に東に遷移させる。又中世的な分割相続が近世的な総領相続に変貌するという説明が解り易い。後半の鎌倉街道や板碑など歴史散歩的説明も宜しい。河越豊島熊谷江戸等の武蔵武士団の消失と反対に、毛利北条大友等相模武士が拡大した理由を知りたい。2022/02/20

ちゃこ

4
【目次 1】はしがき/ 序. 武蔵武士団への招待─そのあらましを探る─(関幸彦)/ 1. 源平の争乱と武蔵武士─『平家物語』の世界─/ 第1章 秩父氏の諸流と源平争乱(菊池紳一)/ 第2章 武蔵七党と『平家物語』の世界(上杉和彦)/ 第3章 鎌倉期の血縁、婚姻関係(細川重男)/ 2. 南北朝動乱と武蔵武士─『太平記』の世界─/ 第1章 鎌倉幕府の滅亡と武蔵武士(高橋典幸)/ 第2章 南北朝動乱と『太平記』(新井孝重)/ 第3章 南北朝武士団の諸相(角田朋彦)/2014/07/04

keint

3
武蔵武士団の平安末期から南北朝時代について描かれている。 とくに西遷御家人や北遷御家人の事項は興味深かったが、さいごの戦場案内や考古学的成果案内的な項目は飛ばし気味に読んだ。2019/08/26

ハヤブサの竜

3
時の政権にいいように使われているのう。それにしても影が薄い地域じゃなあ2014/07/19

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