内容説明
誰が敵で、誰が味方か?“世界の富”の秘密が隠された青い玉を巡る争奪戦。スパイ小説とスリラーの醍醐味を融合させた意欲作。ヒューズのデビュー作、75年の時を経て邦訳!
著者等紹介
ヒューズ,ドロシー・B.[ヒューズ,ドロシーB.] [Hughes,Dorothy B.]
1904‐1993。本名ドロシー・ベル・フラナガン・ヒューズ。アメリカ、ミズーリ州カンザスシティ生まれ。ミズーリ大学卒業後、コロンビア大学やニューメキシコ大学に学び、研究の傍ら教鞭をとった。1931年に詩集“Dark Certainty”を出版し、Yale Series of Younger Poets賞を受賞する。40年には処女作「青い玉の秘密」を刊行。数年で人気作家となり、長編を次々に発表した。ミステリ評論家としても活躍し、E・S・ガードナーに関する評論集『ペリイ・メイスン自身の事件E・S・ガードナー伝』(78)を著している
松本真一[マツモトシンイチ]
1957年生まれ。上智大学文学部卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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