内容説明
熊野三山をめざす巡礼の道、熊野古道。皇族・貴族の参詣から、庶民の「蟻の熊野詣」に至る歴史と文化を詳述し、世界遺産・熊野古道の魅力に迫る。現地調査に基づく正確な内容と詳細なコースガイド、豊富な写真で聖地に誘う。
目次
熊野古道とは何か
1 熊野詣の歴史(霊場としての熊野の成立;熊野詣とその時代;熊野詣と芸能)
2 口熊野への道(大阪市内の熊野参詣道;和泉を抜け紀泉国境から紀の川を越える;藤白坂から拝ノ峠・糸我坂を越える;鹿ケ瀬峠を越える;海沿いの熊野参詣道)
3 熊野三山への道(岡道を抜け富田川を遡る;「御山」に入り箸折峠を越える;山中の難路を発心門へ;熊野詣の最初の目的地・熊野本宮大社へ;新宮から那智山へ;那智山から雲取越えを経て本宮へ)
4 熊野をめぐる(小辺路の果無峠越え;大辺路の長井坂;伊勢路の馬越峠越え)
著者等紹介
高木徳郎[タカギトクロウ]
1970年、東京都に生まれる。2001年、早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。和歌山県立博物館学芸員を経て、2010年より、早稲田大学教育・総合科学学術院准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 電子書籍
- 坂本龍馬に学ぶ「仲間をつくる力」(きず…
-
- 和書
- ウェディングマジック