内容説明
戦後もインドネシアに残り、オランダからの独立戦争に参加した日本人の中心人物「フセン」藤山秀雄。現地での聞き取りと自らの半生の記録から、両国の架け橋として生きた戦後を重点に描き、現代史に新たな光をあてる。
目次
序章 インドネシア残留日本人という問い
第1章 大日本帝国臣民
第2章 占領者
第3章 独立戦士
第4章 帰化
第5章 架け橋
第6章 表象
終章 慰霊の旅
著者等紹介
林英一[ハヤシエイイチ]
1984年生まれ。現在日本学術振興会特別研究員。この間、マスダ教育財団評議員、ガジャマダ大学客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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