日本神道史

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  • サイズ B6判/ページ数 342,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784642080385
  • NDC分類 172
  • Cコード C1014

出版社内容情報

好評増刷!

内容説明

古来、神は日本人の精神的より所として存在し、国家の成立に大きな位置を占めるようになった。神話と祭祀考古学の世界、神道の成立から神仏習合、国家神道まで、神社と神道のあり方に迫り、今も息づく神道の世界を解明。

目次

1 神道とは何か
2 神道の歴史(祭祀の誕生;律令国家と祭祀;多様化する神道―平安時代・中世;理論化する神道とその再編;新たな神道体制の確立)
3 神社分布と神道の現在

著者等紹介

岡田荘司[オカダショウジ]
1948年(昭和23)神奈川県に生まれる。1978年國學院大學大学院(文学研究科)修士課程修了。現在、同大学神道文化学部教授、博士(歴史学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mazda

39
全てを読むのはとても大変だったので、ところどころ抜粋しながら読みました。国学者として有名な本居宣長がいますが、彼の言うところによると、我が国は地上のどの国よりも尊貴であるということです。理由は、初めは地上のあらゆる場所で皆「日」の恩恵に感謝していましたが、時代とともに異国ではその教えよりも儒教や仏教などの教えを尊ぶようになったことで、人の道から離れた考えや行いが現れ、世が乱れて行ったそうです。一方日本では一貫して変わることがなかったため、異国のように世が乱れることがなかった、ということです。納得!2015/04/06

こひた

4
世代柄、無差別記述というよりは価値判断への言及もありやや癖があるが、一次史料の網羅具合など門外漢ながら信用できる記述のまとまりに感じる。「モノ」部は呪術的パワーを司るってのなんかマナに近いなあ(東南アジアと直接はつながらないだろうけど)とか、律令以前の氏族祭祀に天皇の直接介入は配慮として避けられてたの(出雲大社が特別ってだけではなく)倭の連合体が大和王権に移行してくあたりのダイナミズムに見えて面白い。・神格の表裏・班幣2022/01/12

Shiki Magata-ma

2
僕らの知っているようで知らない、神道なる宗教を平易に解説してくれます。2012/12/09

甲斐祐貴

2
日本の神道の歴史を項目ごとに詳しく解説。神道研究の入門書。2011/10/15

K.H.

1
門外漢からの評価なんて当てにはならないだろうけれど、これは良書。先史時代から近代までの通史なので、ひとつひとつのトピックについては追及が浅かったり論点が局限されていたりするところがあるのは仕方がない。紹介されている参考文献の一覧に触れるだけでも、神道に興味のある読者にとって無駄にはならないものと思う。興味のあるトピックが見つかったら、参考文献にも手を伸ばせばいい。個人的には、神仏習合の思想は日本特有ではなく中国からの輸入だったという話に意外性を感じて興味を惹かれた。2021/09/13

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