飛鳥時代 倭から日本へ

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  • サイズ B6判/ページ数 172p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784642080330
  • NDC分類 210.33
  • Cコード C1021

内容説明

聖徳太子が登場し、天武天皇が初めて「国家」を構築した飛鳥時代。律令制の導入、仏教受容、「天皇」「日本」の称号など多彩なテーマを検証。新生「日本」誕生の原点を鮮やかに描く。古代史碩学による渾身の書下ろし。

目次

倭王と遷宮
蘇我馬子の登場
推古大王と学問僧
厩戸王の実像
飛鳥の舒明大王
山背大兄王の殺害
孝徳大王の立場
知識階層の形成
「飛鳥」の兄弟―天智大王と天武天皇
中臣大嶋の登場
天照大神の出現
『金光明経』と「律令国家」の構築
『金光明経』の四方の国での講説
「律令国家」の構築

著者等紹介

田村圓澄[タムラエンチョウ]
1917年奈良県高市郡八木町(現橿原市)に生まれる。1941年九州帝国大学法文学部国史学科卒業。1946年京都帝国大学大学院(旧制)入学。1952年同修了。1966年文部省在学研究員として、カリフォルニア大学(バークレー・アメリカ)、ロンドン大学(ロンドン・イギリス)に一年間留学。九州大学教授・熊本大学教授・九州歴史資料館長・福岡県人権啓発情報センター館長を経て、九州大学名誉教授・文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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