帝国日本と総力戦体制―戦前・戦後の連続とアジア

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  • サイズ B6判/ページ数 228p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784642079365
  • NDC分類 210.7
  • Cコード C1021

内容説明

20世紀が産んだ世界的システム=総力戦体制。ヨーロッパ生まれのこのシステムを、帝国日本は満州での実験の上で国内に逆輸入し、総動員体制を創り上げた。そして、この体制のもとで日本はアジア太平洋戦争を戦い敗れたが、戦後は同じシステムを復活させて高度成長を達成した。戦後日本への連続を見すえながら、帝国日本崩壊の原因を探りだす。

目次

序章 総力戦体制とは何か
1 満州事変の勃発
2 日中戦争
3 総力戦への道
4 アジア太平洋戦争と「大東亜共栄圏」
終章 戦後日本の総力戦体制

著者等紹介

小林英夫[コバヤシヒデオ]
1943年生まれ。東京都立大学法経学部卒業、同大学大学院博士課程単位取得退学。現在、早稲田大学アジア太平洋研究センター教授
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