幕末維新と松平春嶽

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784642079273
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C1021

内容説明

激動する幕末維新期、たぐいまれなる英知と先見性を備え、近代日本に議会制統一国家という理想像を追い求めた福井藩主=松平春嶽。その波乱の生涯を描き、混迷の現代社会が求めるリーダー像を、その思想と行動に学ぶ。

目次

松平春嶽論の課題―プロローグ
1 雄藩への進展
2 国事奔走と挫折
3 政事総裁職時代、その後
4 政変後の懸命な働き
5 維新政権へ
6 近代日本への英知
新たに着目される春岳像―エピローグ

著者等紹介

三上一夫[ミカミカズオ]
1921年朝鮮京城府に生まれる。1944年京城帝国大学史学科卒業。福井県立大野高等学校長、福井県教育研究所長、福井工業大学教授、同大学図書館長(併任)を歴任。現在、福井工業大学名誉教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

wuhujiang

0
松平春嶽の生涯を追う。 幕府のみが政治を動かし、諸藩は政治参加もままならない政治体制を打破し、広く有益な士が政治参加する議会制民主主義を目指したというのが本書の主張。 また、彼を支えた橋本左内や横井小楠についても触れられている。 春嶽の公議政体論・開国主義は群を抜いて先見的であるのはたしかだが、当然保守的な部分は共存しており幕末でも明治政府でも強い指導力を発揮できなかったのが悔やまれると思った。2020/03/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1096449
  • ご注意事項

最近チェックした商品