出版社内容情報
日本美術の中で、水墨画や墨蹟は中世美術の精髄を形づくる。作品の表層だけでなく、内面の想いや気迫までを読み解くことで、より深い鑑賞が得られ、人を引きつけてやまない。正木美術館に伝わる、中国の将来品や日本で生み出された名品は、現代までどのように受け継がれ、大切にされてきたのだろうか。多彩な視点から、水墨・墨蹟の魅力に迫る。
内容説明
水墨画や墨蹟は中世美術の精髄とされる。内に秘められた気迫までを読み解くことで、より深い鑑賞が得られる。正木美術館の名品は、現代までどのように受け継がれてきたのだろうか。多彩な視点から、その魅力に迫る。
目次
1 水墨画・墨蹟にあそぶ(水墨画、墨蹟を鑑る;中世日本が見た中国絵画墨梅を例に;室町水墨画の西と東)
2 室町文化を担う(京都五山と禅文化;室町禅林の文雅;日中禅僧の交流 玉山草堂のこと)
3 禅のまなざし(それぞれの師資相承;禅味;禅宗絵画寸見)
4 座敷飾りと東山文化(東求堂同仁斎 座敷の文化;床の間文化再考)
あるコレクターの軌跡
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
六点
65
2022年初読了本。大阪難波から南海電車に乗り、約22km、風景が郊外から、程よく田舎感を醸しだす辺りの泉北郡忠岡町にこの美術館はある。水墨画、墨蹟など国宝を含む逸品を収蔵した、この美術館の収蔵品に係る論文と、作成享受した禅僧とその日支間に渡るネットワークについて、そして、日本で独自の発展を遂げ、これらの作品の享受の場となった、茶の湯との関わりについてと多岐に亘る論文が収められている。読中、六点は画中の遁世清談の処士に憧れた。が、当時の出家者がそんなんに憧れてはいかんのではないかとも思った。2022/01/06
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