内容説明
なぜ仏をえがくのか。その意味、こころがまえ、用具、その方法をわかりやすく解説した、写仏・仏画を始めたい人のための格好のテキスト。仏を想い、仏を感じ、仏と対話する―仏画入門の決定版。お釈迦さん、お不動さんなど十三仏の下絵、彩色見本付。
目次
仏画とは何か
仏画の材料と用具
仏画(作画)の基本
十三仏を描く
仏画の下絵
用具を図で見る
仏画の彩色
著者等紹介
真鍋俊照[マナベシュンショウ]
1939年東京生れ。僧籍を嗣ぐ関係で高校・大学と高野山で約一〇年過ごす。親王院前官故中川善教師につき四度加行をおさめる。その後、東北大学大学院に転じ、インド学・仏教史学を勉強。文学博士号を取得。神奈川県立金沢文庫長、宝仙学園短期大学長を経て、徳島市にある四国大学教授(美学・美術史学研究室)。画家。徳島NHK文化センター(仏画)講師。八王子金剛院仏教文化研究所長。美術評論家連盟会員。仏教美術会主宰。学芸員。四国霊場第四番大日寺住職。仏画を伯父の香川宗石師につき学ぶ。また仏画彩色法を中村正義師に指導を受ける。仏画入門をNHK文化センター(東京・青山)、朝日カルチャーセンター横浜・東京で講師として二十年間教える(雅号・香川写人)。平成13年にはコロンビア大学客員教授となり仏教美術を講ずるかたわらワシントン大学等で仏画の作画実技の講義を行う
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