出版社内容情報
後宮はすべての淵籔であり、個性的な女性たちがその活動を担った。角田文衞の独壇場の後宮史・人物史をテーマに、珠玉の論考を集成。政略と愛憎に彩られた王朝政治、千年の古典となりゆく貴族文化――後宮はすべての淵叢であり、個性的な女性たちがその活動を担った。角田文衞の独壇場と言うべき後宮史・人物史をテーマに、遺された珠玉の論考を集成。
後宮とその文化(日本文化と後宮/後宮の歴史/後宮の変貌/日本の後宮 ―その特殊性/後白河院の後宮/賀茂の斎院をめぐって)/后妃と官女(平安時代の女性名/藤原袁比良―知られざる権勢家/承香殿の女御/紫式部の本名/現在に続く血脈 紫式部/降姫女王/皇后 藤原泰子/崇徳天皇の生誕/建春門院/権典侍 源仲子/豊原殿/高倉寿子/和宮身替り説を駁す)/【解題】後宮史の奥深き森…吉川真司
公益財団法人古代学協会[コウエキザイダンホウジンコダイガクキョウカイ]
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目次
第1部 後宮とその文化(日本文化と後宮;後宮の歴史;後宮の変貌;日本の後宮―その特殊性;後白河院の後宮;賀茂の斎院をめぐって)
第2部 后妃と官女(平安時代の女性名;藤原袁比良―知られざる権勢家;承香殿の女御;紫式部の本名;現在に続く血脈 紫式部;後姫女王;皇后 藤原泰子;崇徳天皇の生誕;建春門院;権典侍 源仲子;豊原殿;高倉寿子;和宮身替り説を躱す)
著者等紹介
角田文衞[ツノダブンエイ]
大正2年福島県に出生。昭和12年京都帝国大学文学部史学科卒業。昭和14~17年イタリアに留学。昭和24年大阪市立大学助教授。同28年、同大学教授(~同42年)。昭和26年古代学協会を創立。昭和42年平安博物館館長兼教授(~同63年)。昭和43年文学博士(大谷大学)の学位を受ける。昭和63年古代学研究所所長兼教授(~平成18年)。平成2年財団法人古代学協会理事長(~同19年)。平成19年財団法人古代学協会名誉会長(~平成20年)。平成20年5月14日、逝去(満95歳)。従四位に叙せられる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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