内容説明
建造物として、あるいは家業・家産・家名をもつ経営の主体として、また住まう人々の暮らしの場であり民俗的想像力の源泉として、家は多様な側面をもつ。民家を取り巻く自然・環境・歴史を検討し、暮らしを読み解く。
目次
家の民俗文化誌(家の多様な側面;家と信仰;家の研究手法)
1 自然のなかの家(自然を生かした家;さまざまな暮らしぶり;伝統を伝える;環境と住まい)
2 家の構成と暮らし(今日の住まいの淵源;近代の住まい;現代の住まい)
3 家と神々の祀り(家と神と伝承;空間としての家と神々の祀り;先祖の生きた時間と家;「森神」の伝承にみる家への意識;伝承主体としての家と伝承者の思い)
著者等紹介
古家信平[フルイエシンペイ]
1952年、熊本県に生まれる。1980年、筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科中退。現在、筑波大学大学院人文社会科学研究科教授
多田井幸視[タタイユキミ]
1951年、長野県に生まれる。1974年、信州大学教育学部卒業。現在、長野市立豊野西小学校長
徳丸亞木[トクマルアキ]
1961年、福岡県に生まれる。1991年、筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科退学。現在、筑波大学大学院人文社会科学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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