内容説明
海や里、そして山を舞台に人々はいかにして生活の糧を得ていたのだろうか。海・里・山の生業が重なり、営まれる様子を描き出す。生活や生業の技術をもとに、村の複合的なあり方を捉えなおし、多様な姿を提示する。
目次
1 海付の村に生きる―百姓漁師という生き方(海付の村の生活空間;百姓漁師の民俗知識;百姓漁師の生業と技;百姓漁師という生き方)
2 離島のくらしと変容(離島という視点;離島のなりわい;離島の家と社会;離島生活の変容)
3 海の行動学(海で働くということ―漁場の行動学1;漁場の中のワタクシ―漁場の行動学2;移住漁民の交流史―漁場移住の行動学1;〈移動―定住―移動〉のダイナミズム―漁業移住の行動学2)
著者等紹介
安室知[ヤスムロサトル]
1959年、東京都に生まれる。1985年、筑波大学大学院環境科学研究科修士課程修了。現在、国立歴史民俗博物館教授、総合研究大学院大学教授(併任)
小島孝夫[コジマタカオ]
1955年、埼玉県に生まれる。1982年、筑波大学大学院環境科学研究科修士課程修了。現在、成城大学准教授
野地恒有[ノジツネアリ]
1959年、神奈川県に生まれる。1987年、筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科中退。現在、愛知教育大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
- 科学史事始