高橋ヨシキのシネマストリップ 戦慄のディストピア編

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高橋ヨシキのシネマストリップ 戦慄のディストピア編

  • 著者名:高橋ヨシキ
  • 価格 ¥1,496(本体¥1,360)
  • スモール出版(2021/01発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 390pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784905158646

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内容説明

ディストピアを生き抜くヒントは映画にあり!?

NHKラジオ第1「すっぴん!」内で放送中の映画コラム「シネマストリップ」の書籍化第2弾。「ディストピア」をテーマにセレクトした19本の作品を紹介。

巻末対談:高橋ヨシキ×高橋源一郎

『1984』
『2300年未来への旅』
『華氏451』
『懲罰大陸☆USA』
『マイノリティ・リポート』
『ロボコップ』
『スターシップ・トゥルーパーズ』
『トータル・リコール』
『ウォーリー』
『少年と犬』
『レディ・プレイヤー1』
『デモリションマン』
『スノーピアサー』
『ランド・オブ・ザ・デッド』
『エイリアン』
『ホテル・ルワンダ』
『ジャンクション』
『ファーザーランド~生きていたヒトラー~』
『大統領の陰謀』

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

眠る山猫屋

48
読み出しは手こずったけれど、与えてもらった知識は大変興味深かった。自分がいかに表層的に観ていたか痛感。この本はディストピア編とある通り、暗鬱たる未来をテーマに語られている。『1984』がいかに様々な映画の下敷きになっているのか。『トータルリコール』のハチャメチャな娯楽感の裏側にある“絶望的な夢オチ”。『デモリションマン』の清潔過ぎる未来へのアンチテーゼ。大人の事情の影で抗う製作者たちの反骨。バーホーベン監督の苛烈な批判魂には頭が下がるというか・・・。観直さなくちゃいけない映画が山盛りだ~!2023/10/09

garth

18
「というのも、人権というのは国家や政府から税金や労働の見返りに与えられるものなどでは決してないからです」2019/04/14

n_kurita

3
あー、なんで終わってしまったのか…毎週楽しみにしていた唯一のラジオ…大事に読み終えた。ざっくり一言解説も当たり前だけど大事なことだかりだな、と。「友達は大事にしろ」とか「本は読んどけ」とか。人生当たり前のことが1番大事。大事なことから忘れがちだからこそ、それを改めて口を酸っぱくして何度も言ってくれている。大好きだ。2020/08/30

justdon'taskmewhatitwas

3
「本を読むことを通じて自分の頭で考えることは、既に現実の社会の中で無益なことと見做され始めている」 ──実感する事は・・・まだ、ないかな(冷汗)。法や国家とか体制以前に存在するのが人権。(ディストピアのプレ段階となる)ジェノサイドの8段階は正に戦慄もの。2019/05/06

nishino

2
「シネマストリップ」書籍化第二弾。新型コロナウイルスへの対策として緊急事態宣言が発令される中、政府の対応や、ネットでの感染者叩きなど見ていると、このディストピア編はいろいろ示唆に富む。現実の世界が「1984」の一党独裁で言葉の意味をどんどん変えていくような世界、「華氏451」の人々にものを考えさせない世界にどんどん近づいているのではないかという危惧を抱かざるを得ない。「ウォーリー」の一言解説「目の前の問題とは直面すべきだ」という言葉が心に突き刺さる。結局問題から目をそらすことでここまで来てしまったのだ。2020/05/04

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