読みなおす日本史<br> 「家」に探る苗字となまえ

個数:
電子版価格
¥2,420
  • 電子版あり

読みなおす日本史
「家」に探る苗字となまえ

  • ウェブストアに27冊在庫がございます。(2025年12月30日 09時08分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784642078207
  • NDC分類 288.1
  • Cコード C1321

出版社内容情報

「国民皆姓」となった明治から敗戦を経て今日にいたるまで、激動の歩みの中で大きく変わった家族制度は、苗字と名にいかなる影響を与えたのか。法制と「家」の変遷をたどり、その問題を解明。「夫婦別氏」論にもせまる。



【目次】

はしがき─序説にかえて─

第一章 法と「家」の変遷に探る苗字と名
 「家」は過去の遺物か
 明治民法の「家」への道
 明治前期の苗字と名
 「法典論争」と民法の延期
 明治民法の「家」─「家」の重圧─
 明治民法の「家」と氏
 「家」の動揺と法典の再編化
 「家」からの解放/近代化の要請と現代化の要請

第二章 苗字の自由と強制
 「国民皆姓」
 幕府賜姓松平の否定
 幕府免許百姓町人の苗字の否定
 明治新政府免許の庶民の苗字
 苗字の自由─平民苗字許容令─
 苗字の強制─平民苗字必称令─
 「創氏」をめぐるエピソード

第三章 名前の移り変わり
 鶴岡八幡宮流鏑馬射手の名
 「橘宿禰諸兄」
 「大石内蔵助藤原良雄」
 明治初年の『官員録』『職員録』
 「木戸準一郎」
 「大江朝臣孝允木戸」
 『職員令』とその影響
 「木戸孝允」式と今日

第四章 名の固定─複名から一名へ─
 複名と改名の習俗
 タテの複名習俗
 ヨコの複名習俗
 複名習俗から一名の強制へ
 複名禁止令と改名禁止令
 実名か通称か─西郷隆盛と江藤新平─
 『奈良県風俗誌』に探る複名習俗
 戸籍名とペンネーム

第五章 衛門名・兵衛名の禁止とその波紋─国名・旧官名禁止令─
 衛門と与問
 衛門名と兵衛名
 旧官名の禁止令
 明治二年の官制改革
 国名の禁止令
 禁令とその波紋─厳守と緩和─
 禁令の終えん
 村での改名騒動─堺県河内国若江郡長田村の場合─
 長田村の衛門名と兵衛名
 四郎右衛門と四郎与問
 「旧名改名記」
 四郎右衛門から四郎へ

第六章 妻の苗字─夫婦異姓から夫婦同姓へ─
 夫婦異姓の人
 妻の苗字をめぐる三つの流れ
 布告にみる「夫婦別氏」─所生の氏─
 庶民にみる「夫婦同氏」
 立法にみる「夫婦同氏」
 明治民法起草者の意見
 「夫婦別氏」の動揺

第七章 結婚と苗字─明治民法から今日まで─
 明治民法にみる「夫婦同氏」
 今日の夫婦同氏
 「夫婦同氏」に女性は悩む
 夫婦の苗字の将来像

第八章 離婚と苗字─離婚復氏─
 離婚復氏に悩んだ女性たち
 離婚と苗字─その法の流れ─
 離婚強制復氏へ女性たちは挑む
 離婚強制復氏の緩和─昭和五十一年の法改正─
 昭和五十一年の法改正後の悩み

第九章 乃木伯爵家再興問題と苗字
『家と苗字─乃木伯爵家再興問題を通じて─』
 はじめに
 乃木伯爵家再興と家の問題
 乃木伯爵家再興と苗字の問題
 結びにかえて

「家」制度研究から

内容説明

「国民皆姓」となった明治から敗戦を経て今日にいたるまで、激動の歩みの中で大きく変わった家族制度は、苗字と名にいかなる影響を与えたのか。法制と「家」の変遷をたどり、その問題を解明。「夫婦別氏」論にもせまる。

目次

第一章 法と「家」の変遷に探る苗字と名
第二章 苗字の自由と強制
第三章 名前の移り変わり
第四章 名の固定―複名から一名へ
第五章 衛門名・兵衛名の禁止とその波紋―国名・旧官名禁止令
第六章 妻の苗字―夫婦異姓から夫婦同姓へ
第七章 結婚と苗字―明治民法から今日まで
第八章 離婚と苗字―離婚復氏
第九章 乃木伯爵家再興問題と苗字

著者等紹介

井戸田博史[イドタヒロフミ]
1936年 大阪府に生まれる。現在、帝塚山大学名誉教授、日本法政学会名誉理事、法学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

0
ふむ2025/12/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22919554
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ドワンゴ」にご確認ください。

最近チェックした商品