読みなおす日本史<br> 「家」に探る苗字となまえ

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読みなおす日本史
「家」に探る苗字となまえ

  • 井戸田博史
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  • サイズ 46判
  • 商品コード 9784642078207
  • Cコード C1321

出版社内容情報

「国民皆姓」となった明治から敗戦を経て今日にいたるまで、激動の歩みの中で大きく変わった家族制度は、苗字と名にいかなる影響を与えたのか。法制と「家」の変遷をたどり、その問題を解明。「夫婦別氏」論にもせまる。



【目次】

はしがき─序説にかえて─

第一章 法と「家」の変遷に探る苗字と名
 「家」は過去の遺物か
 明治民法の「家」への道
 明治前期の苗字と名
 「法典論争」と民法の延期
 明治民法の「家」─「家」の重圧─
 明治民法の「家」と氏
 「家」の動揺と法典の再編化
 「家」からの解放/近代化の要請と現代化の要請

第二章 苗字の自由と強制
 「国民皆姓」
 幕府賜姓松平の否定
 幕府免許百姓町人の苗字の否定
 明治新政府免許の庶民の苗字
 苗字の自由─平民苗字許容令─
 苗字の強制─平民苗字必称令─
 「創氏」をめぐるエピソード

第三章 名前の移り変わり
 鶴岡八幡宮流鏑馬射手の名
 「橘宿禰諸兄」
 「大石内蔵助藤原良雄」
 明治初年の『官員録』『職員録』
 「木戸準一郎」
 「大江朝臣孝允木戸」
 『職員令』とその影響
 「木戸孝允」式と今日

第四章 名の固定─複名から一名へ─
 複名と改名の習俗
 タテの複名習俗
 ヨコの複名習俗
 複名習俗から一名の強制へ
 複名禁止令と改名禁止令
 実名か通称か─西郷隆盛と江藤新平─
 『奈良県風俗誌』に探る複名習俗
 戸籍名とペンネーム

第五章 衛門名・兵衛名の禁止とその波紋─国名・旧官名禁止令─
 衛門と与問
 衛門名と兵衛名
 旧官名の禁止令
 明治二年の官制改革
 国名の禁止令
 禁令とその波紋─厳守と緩和─
 禁令の終えん
 村での改名騒動─堺県河内国若江郡長田村の場合─
 長田村の衛門名と兵衛名
 四郎右衛門と四郎与問
 「旧名改名記」
 四郎右衛門から四郎へ

第六章 妻の苗字─夫婦異姓から夫婦同姓へ─
 夫婦異姓の人
 妻の苗字をめぐる三つの流れ
 布告にみる「夫婦別氏」─所生の氏─
 庶民にみる「夫婦同氏」
 立法にみる「夫婦同氏」
 明治民法起草者の意見
 「夫婦別氏」の動揺

第七章 結婚と苗字─明治民法から今日まで─
 明治民法にみる「夫婦同氏」
 今日の夫婦同氏
 「夫婦同氏」に女性は悩む
 夫婦の苗字の将来像

第八章 離婚と苗字─離婚復氏─
 離婚復氏に悩んだ女性たち
 離婚と苗字─その法の流れ─
 離婚強制復氏へ女性たちは挑む
 離婚強制復氏の緩和─昭和五十一年の法改正─
 昭和五十一年の法改正後の悩み

第九章 乃木伯爵家再興問題と苗字
『家と苗字─乃木伯爵家再興問題を通じて─』
 はじめに
 乃木伯爵家再興と家の問題
 乃木伯爵家再興と苗字の問題
 結びにかえて

「家」制度研究から

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