柳田国男と海の道―『海南小記』の原景

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 308p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784642075503
  • NDC分類 380.1
  • Cコード C3039

内容説明

紀行文『海南小記』で南へと旅をした柳田の視点には、南と北の類似性や同一性への問題意識が垣間みられる。また、佐渡に流れ着く椰子の実などから日本人のたどった道を考え、『海上の道』につながる原景を検証する。

目次

第1部 柳田国男と海の道(柳田国男の九州東海岸の旅;柳田国男の奄美大島の旅;柳田国男の琉球の旅;柳田国男の石垣島の旅;『古琉球』の誘惑)
第2部 ささやかなる旅(二人の「炭焼小五郎」譚;新四郎屋敷のこと;南の島の姥捨山;佐渡の椰子の実―佐渡と柳田国男)

著者等紹介

松本三喜夫[マツモトミキオ]
1950年新潟県生まれ。元東洋大学社会学部非常勤講師。現在、府中市生活文化部住宅勤労課長、日本民俗学会会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品