出版社内容情報
平安時代に真言密教を大成した弘法大師空海。誕生から出家、唐での密教伝授、帰朝後の真言宗確立、入定に至るまで、波乱と情熱の生涯をいかに送ったのか。「情報」と「癒し」の視点から思想と行動を探り、その姿に迫る。
内容説明
平安時代に真言密教を大成した弘法大師空海。誕生から出家、唐での密教伝授、帰朝後の真言宗確立、入定に至るまで、波乱と情熱の生涯をいかに送ったのか。「情報」と「癒し」の視点から思想と行動を探り、その姿に迫る。
目次
情報と癒し―動脈と静脈
誕生とその環境―恵まれた風土と家族
出家への道のり―情報から癒しへ
入唐前夜―基礎要件の確保
入唐求法―宗教と文化の二情報
密教受法―遍照金剛の誕生
虚しく往きて実ちて帰る―新情報とツール
雌伏の日々―蓄えられたエネルギー
都での期待―最澄・嵯峨天皇との出会い
真言密教の確立―若葉萌える季節
著作と思想―教理と教判
入定と大師信仰―空海から弘法大師へ
著者等紹介
頼富本宏[ヨリトミモトヒロ]
1945年香川県に生まれる。1988年文学博士(京都大学)。実相寺住職、種智院大学教授、国際日本文化研究センター教授、種智院大学学長などを歴任。2015年、没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。