出版社内容情報
江戸時代後期、商人資本の蝦夷地開発により変容・解体を迫られるアイヌ社会。古代?近代に至る蝦夷地(アイヌモシリ)の姿を東アジアの視野から見つめ、国家と民族、市場経済と地域、文明と未開の文化意識を考える。
内容説明
江戸時代後期、商人資本の蝦夷地開発により変容・解体を迫られるアイヌ社会。古代~近代に至る蝦夷地(アイヌモシリ)の姿を東アジアの視野から見つめ、国家と民族、市場経済と地域、文明と未開の文化意識を考える。
目次
序章 東アジアの視野のなかで
第1章 近世蝦夷地の歴史的前提
第2章 アイヌ民族と幕藩制国家
第3章 蝦夷地の開発とアイヌ社会
第4章 東アジア物流のなかの蝦夷地
第5章 蝦夷観と華夷意識
第6章 近代化のなかの国家と民族
終章 「北門鎖鑰」史観をのりこえる
著者等紹介
菊池勇夫[キクチイサオ]
1950年青森県に生まれる。現在、一関市博物館館長、宮城学院女子大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。