出版社内容情報
徳川家康の三男として戦国の世に生まれた秀忠は、長兄・信康の非業の死と、次兄の秀康が結城家の養子となったことから、家康の後継者として育てられます。天下分け目の「関ヶ原の合戦」に間に合わないなど、武将としてはあまり名を残していない秀忠ですが、家康の天下統一を支え、江戸の街をつくり、家康の死後は血縁や近臣であっても幕府をゆるがす存在となれば大鉈を振るい、幕府の仕組みを整えるなど、260年続く江戸幕府の礎を完成させた人物なのです。地味な二代目と思われがちな、二代将軍・徳川秀忠の生涯を、新たな視点で学習まんがとしてわかりやすく描きます。まんが本編に加えて、解説、豆知識、年表の記事ページを読むことで、さらに人物への理解が深まります。
内容説明
父・徳川家康の意志を受け継ぎ、江戸幕府265年の礎となった二代将軍!
目次
第1章 「跡を継ぐ者」の条件
第2章 破格の昇進
第3章 お江との結婚
第4章 関ヶ原の合戦
第5章 泰平の世を目指して
著者等紹介
加来耕三[カクコウゾウ]
歴史家・作家。1958年、大阪府大阪市生まれ。1981年、奈良大学文学部史学科卒業
後藤ひろみ[ゴトウヒロミ]
ふくい歴女の会会長。福井県立歴史博物館併設カフェ代表。福井県福井市生まれ。福井高専卒。開催に携わった2014年の歴史研究会全国大会をきっかけに、深く歴史に魅せられる。歴史研究会会員。2022年、福井県文化奨励賞受賞
瀧玲子[タキレイコ]
少女誌でデビュー後、大阪コミュニケーションアート専門学校(現・OCA大阪デザイン&ITテクノロジー専門学校)で講師を十数年つとめ、現在は名古屋デザイン&テクノロジー専門学校で講師として在籍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。