日本歴史民俗叢書<br> 伝承と慣習の論理

日本歴史民俗叢書
伝承と慣習の論理

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  • サイズ A5判/ページ数 306,/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784642073530
  • NDC分類 380.1
  • Cコード C3339

内容説明

民俗文化や伝統文化といわれるものは、伝承により、あるいは慣習の伝承化によって形成されてきた。本書は、この「伝承」と「慣習」について、理論的かつ実証的に追求し、民俗学の視点にとどまらず、文化人類学・社会学・歴史学等、多方面から学際的に斬新な問題を提起した、初の本格的な伝承論である。また、柳田国男の民俗学論としても重要な書。

目次

第1編 民俗学方法論の課題(民俗学における方法論の課題;伝承の理論的考察;民衆運動史と口頭伝承;民俗学と近代史;民俗学と共同体論;柳田国男の周圏論;通過儀礼一試論)
第2編 村落における伝承と慣習(村寄合における議決法;青年集団と村落文化;村落における擬制的親族;擬制的親子と地主制;擬制的キョウダイの慣習;成年式と婚礼との相関)

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