内容説明
日本に現存する最古の歌集、万葉集。収載歌の数かずを、歴史研究者と文学研究者が縦横無尽に語り合う。また東アジア世界との関わりや、後世に与えた影響にも触れ、律令国家が確立していく時代の「人々の関心」を探る。
目次
万葉集とその時代
1 万葉集の歴史(前期―古代天皇制の確立期;中期―都市文化の成立;後期―国家と仏教)
2 外国文化と万葉集(遣唐使と文物の移入;道教・神仙思想と仏教)
3 万葉集以後(文字―仮名の発現;その後の万葉集―源実朝を例にして)
著者等紹介
古橋信孝[フルハシノブタカ]
1943年東京生まれ。1966年東京大学文学部卒業。現在、武蔵大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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