出版社内容情報
地方で闘争を繰り返し、あるいは都の治安維持のため活躍した平安時代の武者たち。武士成立以前の「兵(つわもの)」とよばれた彼らの成長と実像を、お伽草子をはじめ虚実が混入する説話や軍記を駆使しながら生き生きと描き出す。
内容説明
坂上田村麻呂・平将門・源頼光・袴垂保輔…。地方で闘争を繰り返し、あるいは都の治安維持のため活躍した平安時代の武者たち。武士成立以前の「兵」とよばれた彼らの成長と実像を、お伽草子をはじめ虚実が混入する説話や軍記を駆使しながら生き生きと描き出す。
目次
おとぎの国の中世
「王朝」という時代
神々の相剋
都大路の暗殺者たち
都鄙往還
王朝武者の記憶
平安武者の語られ方―「田村麻呂」と「将門」
著者等紹介
関幸彦[セキユキヒコ]
1952年生まれ。1985年学習院大学大学院人文科学研究科博士後期課程満期退学。現在、日本大学文理学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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