出版社内容情報
戦国末期、自らの考え・意思で道を切り開き仙台藩六十二万石を築いた伊達政宗。武将・文化人としての事跡を、「筆武将」とさえいわれる数多くの自筆書状をもとに詳述する。人情あふれる書状から政宗の素顔がよみがえる。
内容説明
戦国末期、自らの考え・意思で道を切り開き仙台藩六十二万石を築いた伊達政宗。武将・文化人としての事跡を、「筆武将」とさえいわれる数多くの自筆書状をもとに詳述する。人情あふれる書状から政宗の素顔がよみがえる。
目次
第1章 遅れてきた戦国大名・政宗(梵天丸誕生と伊達氏の系譜;天下を目指す「仙道の若武者」;南奥羽の覇者となる;関白秀吉に屈す;豊臣大名として生きる)
第2章 仙台藩・六十二万石を築く(もう一つの“関ヶ原合戦”;仙台開府に込めた夢;国づくりの理想と現実;支倉常長と慶長遣欧使節)
第3章 家族・家臣との信頼の絆(政宗の家族たち;代表的な三人の家臣)
第4章 文化人としての政宗(趣味と教養;こよなく酒を愛す;「筆武将」伊達政宗)
終章 ホトトギスの初音を求めて(最後の江戸参府;政宗の死と辞世;鳴かずとも)
著者等紹介
佐藤憲一[サトウノリカズ]
1949年宮城県生まれ。1971年東北大学文学部国史学科卒業。仙台市博物館学芸員・学芸室長、仙台市教育委員会文化財課長、仙台市博物館長を経て現在、大崎市文化財保護委員、美里町文化財保護委員長、仙台藩志会顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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スプリント
9
有名な大名なので知っていることが多いかと思いましたが 知らない逸話や史料も多く勉強になりました。2021/04/09
m__akiyoshi
3
伊達政宗の手紙に注目して生涯を振り返っている。筆まめなのは父輝宗の影響か、輝宗の自筆の日記というのが興味深い。政宗の手紙で印象深いのが、小田原で秀吉との対面が済んだ直後に国元へ無事を伝えた手紙。時間まで書いてあるからよっぽど直ぐに安心させたかったんだろうと想像させる。所謂「百万石のお墨付」が関ヶ原の後反故にされたのはよく言われるけど、その後何度も掛け合ってて諦めて無かったのを知った。平和な時代、近衛信尋との手紙で「(笑)」みたいな表現がされてるのも興味深かった。昔からそういう表現してたんだ(笑)2021/08/31
活字中毒
1
購入したい2023/07/01
takao
1
ふむ2020/11/23
はる
1
簡潔にまとめられていた。手紙などは多く書かれていました。亘理宗根のことは初めて知りました。2020/10/02
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