虫とゴリラ

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虫とゴリラ

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  • サイズ 46判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784620325804
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

〈虫とゴリラ〉の目で、人間の世界をとらえ直す! 
情報化社会の中で、コンピューターに支配されつつある現代日本人に贈る〈日本の2大知性〉によるビッグ対談!

内容説明

希望と滅亡―未来はどっちだ?!生物界からの緊急提言。野生の感覚をとぎすまし人間の危機を乗り越えろ。

目次

プロローグ 共鳴する世界
第1章 私たちが失ったもの
第2章 コミュニケーション
第3章 情報化の起源
第4章 森の教室
第5章 生き物のかたち
第6章 日本人の情緒
第7章 微小な世界
第8章 価値観を変える
エピローグ 日本の未来像
あとがき―虫とゴリラの旅

著者等紹介

養老孟司[ヨウロウタケシ]
1937年神奈川県生まれ。東京大学名誉教授。医学博士。解剖学者。東京大学医学部卒業後、解剖学教室に入り、東京大学教授となる。退官後、北里大学教授、大正大学客員教授を歴任。京都国際マンガミュージアム名誉館長。1989年『からだの見方』(筑摩書房)でサントリー学芸賞を受賞。『バカの壁』(新潮社)で毎日出版文化賞を受賞

山極寿一[ヤマギワジュイチ]
1952年東京都生まれ。霊長類学者・人類学者。京都大学総長。京都大学理学部卒。理学博士。ゴリラ研究の世界的権威。ルワンダ・カリソケ研究センター客員研究員、日本モンキーセンター・リサーチフェロー、京大霊長類研究所助手、京大大学院理学研究科助教授を経て同教授。2014年から同大総長。2017年から日本学術会議会長。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ひろき@巨人の肩

99
解剖学で昆虫好きの養老孟司先生と霊長類学者の山極寿一先生の対談。話題が転々としてお二人の思考を正確に把握できなかったが、示唆に富む内容で一読の価値あり。自分なりの解釈は以下の通り。言語による「つながり」を強みとする人間。特に西欧キリスト教的思想は、自然も情報化することで制御できると信じて、科学技術に未来を賭ける。一方で情報化の弱点は、複雑な世界を均質的に捉えることで、人間社会や自然における個体の存在がノイズとなること。2023/09/11

けんとまん1007

79
敬愛するお二人の対談。タイトルから想像したとおり、知的刺激に溢れている。その根幹にあるのが、危機感。生き物としての人間の在り様が、既に、壊れてしまっていること。それを、どう立て直すのかの視点。すべてを情報化し、ますます、身体性からかけ離れていく風潮。人間は、五感を使って物事やその背景を感じ、考え、行動するものだと思うが、どうなのだろう。身体性に根差すしかないと考えているし、そうでないと、ほんの僅かな変化・違いにも耐えられなくなる(もう、そうなっている人たちが多いとも思う)。2022/04/08

ミライ

45
解剖学者の養老孟司さんと、霊長類学者の山極寿一さんによる対談を収録した一冊。虫とゴリラの目で日本の未来を語った作品で、養老さんは虫、山際さんはサルやゴリラをたとえに使って、最新のビッグデータやAI・SNSなどについても語られる(2人とも研究対象が異なるのに、不思議と会話が噛み合っていたのが凄い…)。社会学・歴史・生物学からITまで幅広く語られる「知」の宝庫の2人の対談は、読むだけで勉強になる。2020/11/19

34
いろいろなことを語ってる対談だけど、科学の網から漏れたものを軽視するなということかな。特に触覚。人類への進化過程で脳の肥大化→同時に(同じ外胚葉から生じるはずの)毛が短くなる→毛繕いをしなくなる→触覚中心の直接的コミュニケーションの後退、のくだりはなるほどそうかもしれん。関係ないけどお二人の名前を見てたら寿司行きたくなった。2022/05/02

yutaro13

33
シンプルなタイトルが好き。普通の対談本だと対談本編の前に趣旨や背景の説明があるものだけど、いきなり対談が始まるのがこの本。なぜこの2人の対談が組まれたのかは最後まで謎のまま。虫やサルの話を軸として取り止めもなく話が進み、ところどころ昔は良かった的なノスタルジーを挟みつつ、理想的な未来像を展望してみたりもする。お恥ずかしながら養老孟司氏がこんなに虫を研究してる人だなんて知らなかった。かたや山極氏はゴリラ研究の世界的権威。単著が面白そうだ。2020/08/15

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