出版社内容情報
古川 ?久[フルカワ タカヒサ]
著・文・その他
内容説明
西暦一九四〇年、天皇即位から二六〇〇年たったとして、政府は橿原神宮の整備、万国博覧会開催、オリンピック招致などを計画した。国威発揚と経済発展を目指した計画の実行過程を検証し、戦後に残る遺産や影響も考える。
目次
第1章 皇紀法制化(一八七二年)と国家イベント
第2章 幻に終わった明治の大博覧会計画
第3章 「紀元二六〇〇年」(一九四〇)に向けて
第4章 日中戦争のなかで
第5章 「紀元は二六〇〇年」
第6章 戦後への遺産・影響
著者等紹介
古川隆久[フルカワタカヒサ]
1962年東京都生まれ。1992年東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。博士(文学)。現在、日本大学文理学部教授。主要著書、『昭和天皇』(中央公論新社、2011年、サントリー学芸賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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