対決の東国史<br> 小田原北条氏と越後上杉氏

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対決の東国史
小田原北条氏と越後上杉氏

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  • サイズ 46判/ページ数 228p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784642068734
  • NDC分類 213
  • Cコード C1321

出版社内容情報

プロローグ 関東平野の覇権戦争/越相戦争への道(上杉憲政と北条氏康の登場〈永正の乱/上杉憲政と本国上野/相州太守・北条氏綱/公方御一家衆/二人の関東管領の対決/北条氏康の北武蔵進出/河越城の対決/上杉憲政の信濃越山〉以下細目略/長尾一族/天文二十一年の越山/北条氏康の覇権)/越相戦争の勃発(永禄三年の大越山/関東最悪の紛争地帯/越相戦争下の利根川端)/越相同盟(東方世界をめぐる対決/越相同盟の成立/越相同盟下の利根川端/越相同盟の破綻)/越相の決戦(第三次関宿合戦/越後上杉氏の関東撤退)/天下人への従属と抵抗(越相戦争から統一戦争へ/北条氏の関東統一戦争/関東平野の最終対決)/エピローグ 河を渡る武士たち/略年表

内容説明

中世最末期、越後と相模の戦国大名が繰り広げた「越相戦争」。これを関東管領をめぐる争い、越山と関越交渉、越河と東西関東、関東東方衆、天下人への従属と抵抗など、五つの対立軸から探り、関東平野の覇権争いを描く。

目次

プロローグ 関東平野の覇権戦争
1 越相戦争への道
2 越相戦争の勃発
3 越相同盟
4 越相の決戦
5 天下人への従属と抵抗
エピローグ 河を渡る武士たち

著者等紹介

簗瀬大輔[ヤナセダイスケ]
1965年群馬県に生まれる。2014年國學院大學大学院文学研究科博士課程後期修了、博士(歴史学)。現在、群馬県立女子大学群馬学センター准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

roatsu

16
こういう本が読みたかった!と感動する一冊。本書テーマの類書は数あれど、対立軸と推移そして顛末を整理して通史としてこれ程よくまとめた本は無いのでは。戦国期の越相争乱について、当事者たる北条氏・上杉氏が抱えた衝突に至るそれぞれの歴史的背景、角逐の場となった関東平野中部の大河・利根川が大きく影響する地勢、最前線で両勢力に翻弄されあるいは逆に振り回して強かに生き延びる利根川端の国衆達、と往時の実情が改めてよく理解できる。本書では戦の帰趨を制する利根の“越河”がフォーカスされるが、渡河点付近に盤踞し各勢力の渡河を担2023/10/12

MUNEKAZ

16
本書の特徴は「越河」。つまり関東平野を流れる大河・利根川に視点を置き、戦国最末期の東国の覇権争いを描いたところ。関東平野を東西に分ける利根川とそこから別れる無数の支流は、軍事的な防衛ラインや重要な交通路として、戦国大名や国衆たちの思惑が交錯し、激戦地となる。小田原北条氏と越後上杉氏だけでなく、横瀬・由良氏、成田氏、簗田氏など最前線に位置する河沿いの国衆たちの動向にも注目することで、類書の多い関東戦国史の中でも異彩を放つことに成功している。著者曰く「関東を制することは河を制すこと」。納得の内容です。2022/05/14

Toska

9
上杉謙信の「越山」は、実は「おっさん」と読むのが正しいらしい。イメージ変わるな。利根川を越えての軍事行動を指す「越河」という言葉も初めて知った。越後と関東は山塊と大河で分断されているにも拘らず、同じ上杉氏の分国(著者いわく「上杉ベルト」地帯)に属していたから、越後上杉氏が関東管領の支援に駆けつけるという構図はずっと変わらなかった。謙信の越山も同じレールを走っただけなのかもしれない。「対決の東国史」の掉尾を飾るにふさわしい、地理と政治を組み合わせたスケールの大きな論述。2023/03/27

フランソワーズ

5
上杉謙信の関東侵攻を「越山」というのは一般化していると思う。しかし、関東の大河を越える「越河」のことは初めて知りました。しかもそれは上杉氏だけにとどまらず、宿敵北条氏も使ったいたと。日本最大の平野、関東において「河」という存在、それを挟んだ領地、そこに侵攻する意味というのは限りなく大きい。通史であるために、駆け足なのは仕方がないものの、その意味するところは十分伝わってきました。2023/08/23

onepei

4
越山で兵力が損耗しなかったのだろうか2022/04/29

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