対決の東国史<br> 足利氏と新田氏

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対決の東国史
足利氏と新田氏

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  • サイズ 46判/ページ数 226p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784642068697
  • NDC分類 213
  • Cコード C1321

出版社内容情報

南北朝時代、対等な立場で覇権を争った足利氏と新田氏。しかし鎌倉期の両者には、圧倒的な経済・政治的格差があった。力の差がありながら、なぜ対決に至ったのか。政治・抗争の過程と足利政権成立後の関係を追う。

対決の東国史 全7巻
2021年12月刊行開始
〈企画編集委員〉高橋秀樹・田中大喜
源義朝の大蔵合戦から小田原北条氏の滅亡まで、400年に及ぶ中世の東国では、さまざまな勢力が対立・連携し戦いを繰り広げた。源頼朝と木曾義仲の相克より小田原北条氏と越後上杉氏の関東覇権争いに至る7つの「対決」に光を当て、東国がいかなる歴史過程をへて近世を迎えたのかを描く。中央政権と地域権力がからみ合い織りなす姿に迫る、新しい東国史。

?源頼朝と木曾義仲………………長村祥知 
?北条氏と三浦氏…………………高橋秀樹(第1回配本・21年12月発売)
?足利氏と新田氏…………………田中大喜(第1回配本・21年12月発売)
?鎌倉公方と関東管領……………植田真平
?山内上杉氏と扇谷上杉氏……木下 聡
?古河公方と小田原北条氏 ……阿部能久
?小田原北条氏と越後上杉氏…簗瀬大輔

内容説明

南北朝時代、対等な立場で覇権を争った足利氏と新田氏。しかし鎌倉期の両者には、圧倒的な経済・政治的格差があった。力の差がありながら、なぜ対決に至ったのか。政治・抗争の過程と足利政権成立後の関係を追う。

目次

プロローグ 足利氏と新田氏の格差
1 格差のはじまり
2 広がる格差
3 連携から対決へ
4 足利氏の時代へ
エピローグ 対決の果てに

著者等紹介

田中大喜[タナカヒロキ]
1972年、東京都に生まれる。2005年、学習院大学大学院人文科学研究科博士後期課程修了。現在、国立歴史民俗博物館研究部・総合研究大学院大学文化科学研究科准教授(併任)、博士(史学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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MUNEKAZ

19
宿命のライバルのように思われる足利氏と新田氏。しかし鎌倉幕府内での差は歴然としており、新田氏が足利氏の傘下に入るような状況であったとする。全てが変わるのは建武の新政期。鎌倉陥落の戦功と足利氏への対抗馬として、あれよあれよという間に新田氏の地位は上がり、全面対決へと至る。「足利vs新田」という構図がいかにして作られたか。そしてそれが後世の源氏観にどのような影響を与えたかがわかる一冊。他にも不安定な当主交代が続いたことが、足利氏の家政機関の整備に繋がり、引いては幕府設立の布石にもなったというのも興味深かった。2022/01/15

フランソワーズ

6
宿命のライバルのように語られる足利氏と新田氏。でも史実では尊氏が建武政権から離反した後のこと。それまでは鎌倉時代を通じて、新田氏は足利氏の膝下のような存在だった。その両氏が共に歩んできた歴史に触れながら、時々の盛衰をそれぞれ論述。中でも興味深かったのが、両氏の家政、そして被官構成から導かれる鎌倉幕府倒幕後の姿でした。2023/03/21

onepei

3
新田氏との関係や足利氏の源氏嫡流化も今日深かった2022/02/01

吃逆堂

3
逆転し逆転され、包摂されて台頭したすえに対決、という両氏の関係が丁寧に描かれていてわかりやすい。「義兼」については毎度名字を付してほしいと思いつつ、うまいこと書き分けていて戸惑うことはなかった。2022/01/14

ふみりな

1
鎌倉幕府において足利氏の家格がこれほど高いとは知らなかった。北条一門が尊氏の寝返りに驚いたのも納得できる。中世の武家の家、家系に対する拘りは興味深い。2025/04/09

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