京都の中世史<br> 戦国乱世の都

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京都の中世史
戦国乱世の都

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  • サイズ 46判/ページ数 269p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784642068659
  • NDC分類 216.2
  • Cコード C1321

出版社内容情報

戦国時代、室町幕府や細川京兆家は弱体化し、都の文化人は地方へ下った。一方、洛中洛外では新しい町(ちょう)が形成され、豊臣・徳川のもとで巨大都市化が進む。政治・都市・文化の様相を描き出し、戦国乱世の都の姿を追う。

内容説明

戦国時代、室町幕府や細川京兆家は弱体化し、都の文化人は地方へ下った。一方、洛中洛外では新しい町が形成され、豊臣・徳川のもとで巨大都市化が進む。政治・都市・文化の様相を描き出し、戦国乱世の都の姿を追う。

目次

転換期の洛中洛外―プロローグ
1 細川高国と細川澄元の対立
2 細川晴元の畿内進出
3 三好長慶の台頭
4 将軍と信長の城館
5 乱世の都とその住人たち
6 乱世のなかの朝廷・公家
7 乱世のなかの文芸
8 京都改造の時代
9 首都としての伏見
中世京都から近世京都へ―エピローグ

著者等紹介

尾下成敏[オシタシゲトシ]
1972年富山県に生まれる。1998年富山大学大学院人文科学研究科修了。2001年京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学。現在、京都橘大学文学部教授

馬部隆弘[バベタカヒロ]
1976年兵庫県に生まれる。1999年熊本大学文学部史学科卒業。2007年大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。現在、大阪大谷大学文学部准教授

谷徹也[タニテツヤ]
1986年京都府に生まれる。2010年京都大学文学部人文学科卒業。2015年京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学。現在、立命館大学文学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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南北

54
室町時代の末期の政治史については知識不足もあり、わかりにくいと感じた。一方戦国時代に入って、公家が地方に下向することで連歌などの文芸が伝わっていくところは興味深く読むことができた。一方、洛中洛外は巨大都市となり、豊臣秀吉の時代には伏見が首都としての機能を持ち、やがてその機能が江戸に移転していく様子を秀吉や家康の各地にある屋敷の滞在日数から探ろうとしているところはこれまでの異なる視点からの知見が得られたと思う。中世から近世に移行していく京都の様子がわかる好著である。2024/01/21

MUNEKAZ

13
前半は細川政元期から信長の上洛戦くらいまでの政治史を扱い、後半は天下人による京都改造の様を追う。結構いろんな本を読んできたが、やはり16世紀前半の畿内政治史は難しく、本書での馬部氏による部分も、ページを行きつ戻りつしながらなんとか消化。戦国期の細川氏研究をリードする人物の、今のところ唯一の通史(だよね?)なので三好長慶に対する評価なんかは興味深く読みました。二つの将軍家と二つの細川家のいずれも否定せず、絶妙に止揚したところが長慶の凄いとこ。ただ結局は属人的なものなので、関係者の死で崩壊もまた必然と思う。2024/09/15

アメヲトコ

6
21年9月刊。16世紀前半の政治史(馬部)、信長秀吉期の都市文化史(尾下)、豊臣・徳川期伏見(谷)という分担。尾下さんのパートが比較的読みやすいですが、京都の方一町の街区を109メートル四方としているのは120メートルの誤りでは。2021/10/11

イツシノコヲリ

3
応仁の乱の後から家康の伏見城まで扱う。前半の政治史は複雑すぎて消化不良気味だった。足利義輝が結果的に殺されてしまったという研究成果があったのは知らなかった。後半の伏見城では、武士などが集まりすぎて治安維持が困難になるなどの都市問題が多発したという指摘は興味深かった。2023/01/30

onepei

3
聚楽第、伏見や城など土木の話もあって興味深かった2021/10/08

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