出版社内容情報
米には霊力が宿るとされ、神祭りや人生儀礼で餅や団子、すし、赤飯にも加工し食される。日常では、野菜類と混炊したかて飯、携行食の握り飯など調理の工夫がある。さまざまな米の食と米の力を追究。
内容説明
米には霊力が宿るとされ、神祭りや人生儀礼で餅や団子、すし、赤飯にも加工し食される。日常では、野菜類と混炊したかて飯、携行食の握り飯など調理の工夫がある。さまざまな米の食と米の力を追究。
目次
総論 米と餅の歴史的重層性
白米への憧れ―米とは何か
粥とかて飯―調理の知恵と工夫
おにぎりとすし―成形の工夫
赤飯とぼた餅―糯米と小豆の儀礼食
餅―その多様性
雑煮―正月と餅
しとぎと団子―神仏への供物
著者等紹介
関沢まゆみ[セキザワマユミ]
1964年栃木県に生まれる。1988年筑波大学大学院地域研究研究科修士課程修了。現在、国立歴史民俗博物館教授・総合研究大学院大学教授、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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