人をあるく<br> 蘇我氏と飛鳥

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人をあるく
蘇我氏と飛鳥

  • 遠山 美都男【著】
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • 吉川弘文館(2017/02発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 158p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784642067959
  • NDC分類 288.3
  • Cコード C0321

出版社内容情報

6?7世紀半ば、大臣として天皇の権力をささえた、稲目・馬子・蝦夷・入鹿。従来の蘇我氏像を書きかえ、王権の聖地の姿に迫る。6?7世紀半ば、大臣(おおまえつきみ)として天皇の権力をささえた、稲目(いなめ)・馬子(うまこ)・蝦夷(えみし)・入(いる)鹿(か)ら蘇我氏四代。狭小な飛鳥の地をいかに切り拓き、隋唐に対抗できる都市的空間を築いたか。従来の蘇我氏像を書きかえ、王権の聖地の姿に迫る。



飛鳥の開発と蘇我氏―プロローグ/? 蘇我氏の履歴書(稲目以前―つくられた祖先系譜〈蘇我の地に生まれて/武内宿禰とは何者か/蘇我石河宿禰の正体/満智・韓子・高麗は渡来人か〉以下細目略/初代稲目/二代馬子/三代蝦夷/四代入鹿)/人物相関/? 蘇我氏が創った飛鳥の都(飛鳥前史/豊浦宮から小墾田宮へ/飛鳥岡本宮、そして板蓋宮/飛鳥、その後)/? 蘇我氏の飛鳥をあるく(豊浦寺跡/島庄遺跡/甘樫丘東麓遺跡/軽樹村坐神社/軽衢跡/古宮遺跡(土壇)雷丘東方遺跡/飛鳥寺跡/飛鳥寺西方遺跡/入鹿首塚(付、気都和既神社)/五条野丸山古墳/都塚古墳/石舞台古墳/宮ヶ原一号墳・二号墳/小山田遺跡/菖蒲池古墳/平田梅山古墳(欽明天皇陵)/カナヅカ(平田岩屋)古墳/平田キタガワ遺跡/植山古墳/山田寺跡/軽寺跡/檜隈寺跡(付、於美阿志神社)/坂田寺跡/田中廃寺/和田廃寺/宗我坐宗我都比古神社/入鹿神社(付、首落橋))

遠山 美都男[トオヤマ ミツオ]
1957年、東京都に生まれる。1986年、学習院大学大学院人文科学研究科史学専攻博士後期課程中退。1997年、博士(史学、学習院大学)。現在、学習院大学ほか非常勤講師 ※2017年2月現在【主な編著書】『古代王権と大化改新―律令制国家成立前史』雄山閣、1999年。『古代の皇位継承―天武系皇統は実在したか』吉川弘文館、2007年。『日本書紀の虚構と史実』洋泉社、2012年。『大化改新と蘇我氏(敗者の日本史1)』吉川弘文館、2013年。『日本古代史の読み方 456-785 皇位継承事件に隠された真相を探る』KADOKAWA 、2013年。

内容説明

六~七世紀半ば、大臣として天皇の権力をささえた、稲目・馬子・蝦夷・入鹿ら蘇我氏四代。狭小な飛鳥の地をいかに切り拓き、隋唐に対抗できる都市的空間を築いたか。従来の蘇我氏像を書きかえ、王権の聖地の姿に迫る。

目次

飛鳥の開発と蘇我氏―プロローグ
1 蘇我氏の履歴書(稲目以前―つくられた祖先系譜;初代稲目;二代馬子 ほか)
2 蘇我氏が創った飛鳥の都(飛鳥前史;豊浦宮から小墾田宮へ;飛鳥岡本宮、そして板蓋宮 ほか)
3 蘇我氏の飛鳥をあるく(豊浦寺跡;島庄遺跡;甘樫丘東麓遺跡 ほか)

著者等紹介

遠山美都男[トオヤマミツオ]
1957年東京都に生まれる。1986年学習院大学大学院人文科学研究科史学専攻博士後期課程中退。1997年博士(史学、学習院大学)。現在、学習院大学・日本大学・立教大学、各非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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レアル

37
遠山氏の蘇我氏のイメージは飛鳥時代に命一杯に大王に仕え、一生懸命社会に貢献したという悪人のイメージを払拭してくれるそんな優しい解釈だから、蘇我氏好きの私はつい読んでしまう。こちら本宗家4代の蘇我氏についての活躍と悪人と呼ばれる所以などをここで解説している。この著者の本を読むもう一つの理由は、ややこしい解釈も平易に説明してくれているところ。蘇我氏を分かり易く理解したい人はお勧めかな。ただ蘇我氏擁護派の解釈で拍子抜けするかもしれないけれど。2023/10/29

chang_ume

8
前半は蘇我氏の時代(6世紀末〜7世紀前)を概説。蘇我稲目の葛城氏への入り婿を想定して、馬子の尊貴性を評価する。馬子晩年の葛城県下賜要望記事を典拠とするが、それは飛躍が大きいだろう。その他、複数王家の並立から欽明以降の王家集約(天皇家の成立)、乙巳の変・大化改新の真相(孝徳・蘇我石川麻呂が首謀)など、これまでの著者所説を要約した内容ですが、飛躍が多くて想像に次ぐ想像を読まされている印象も同じ。後半は明日香村教育委員会や橿考研の人たちの研究成果を列挙するが、それとは明示されず。いかがなものかと思った。2022/10/25

Mentyu

2
この時代の政治動向は、古墳時代からの延長ということもあって一筋縄には理解できない印象がある。2022/01/26

サンチェス

0
クーデターで滅ぼされた蘇我氏の実態について考察した本。文献で記された悪人っぽい蘇我氏像はあくまで勝者が綴った歴史であり、実態は少々異なっていることがわかる。天皇家との関係を盤石にし、また天皇家の権威もまた盤石にすることで着実に国家の中枢にまで上り詰めた蘇我氏だが、政争に勝ち続けることはできなかったのだ。2017/04/08

io

0
稲目からの蘇我氏4代と関係者や関係地が詳しく網羅されてて、勉強になった。この時代が好きでいろいろな説を読むが、どれもなるほどそうかもと思えてしまう。日本書紀のどこをどれだけ信じるかによるんだろうけど、はっきりせずもどかしい…でもそこが面白い。2018/04/08

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