内容説明
古い俳諧の世界に新風を吹き込んだ松尾芭蕉。『猿蓑』などの作品集を生み出し、進化と深化を追い続けた生涯を辿る。『細道』創作の意図を探り、日光・奥州・出羽・北陸へと魅力あふれる旅路へ誘う。西村本全文も付す。
目次
1 松尾芭蕉の履歴書(俳諧という文芸;若き日の芭蕉;俳諧の転換期;旅に生きる日々;不易流行論の具現化;「かるみ」に向かって)
2 『奥の細道』の旅路(日光路の旅;奥州路の旅;出羽路の旅;北陸路の旅)
3 奥の細道を歩く(江東区芭蕉記念館;千住大橋;日光東照宮;白河の関;多賀城碑;中尊寺;立石寺;出羽三山神社;山中温泉こおろぎ橋;気比神宮;大垣市奥の細道むすび地記念館;義仲寺;俳聖殿)
著者等紹介
佐藤勝明[サトウカツアキ]
1958年東京都に生まれる。1993年早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。現在、和洋女子大学教授博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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