出版社内容情報
8000年停滞した縄文時代、国家が分立した弥生時代、王権が成立した古墳時代。島国日本の文明の進展を「広場」「溝」「前方後円墳」をキーワードに読み解く。列島文化のなりたちと考古学の魅力を独自の視点で語りかける。
内容説明
八千年停滞した縄文時代、国家が分立した弥生時代、王権が成立した古墳時代。島国日本の文明の進展を「広場」「溝」「前方後円墳」をキーワードに読み解く。列島文化のなりたちと考古学の魅力を独自の視点で語りかける。
目次
第1章 円形広場論―縄文時代の広場を読む(列島文化と集落の誕生;円形広場の意義;男と女と;「成年式」;縄文社会の特性)
第2章 弥生国家論―はじめに国家ありき(国家と「溝」;青銅器と倭国;初期国家「倭国」;女王卑弥呼とその周辺)
第3章 古代王権論―王権と歴史のうねり(古墳の誕生;王権と古墳;倭の五王と対外交流;古墳の終焉)
著者等紹介
水野正好[ミズノマサヨシ]
1934年大阪市に生まれる。1957年大阪学芸大学卒業。滋賀県教育委員会技師、大阪府教育委員会主査、文化庁文化財保護部記念物課調査官、奈良大学教授・学長、大阪府文化財センター理事長、元興寺文化財研究所所長を歴任。2015年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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