内容説明
国際連合成立の礎となった連合国。日本にとって連合国とは何だったのか。二度の世界大戦にわたり同盟・戦争・講和といった関係を辿った連合国との相克を探り、いま国連常任理事国入りを目指す、現代日本の行方を問う。
目次
第1 対英「同盟連合国」から国際連盟国へ(対英同盟と「英米の特別な関係」の起源;「同盟連合国」日本の第一次世界大戦参戦 ほか)
第2 連盟体制離脱から枢軸国へ(対英同盟の終焉とワシントン体制;連盟脱退から対独伊「枢軸」の形成 ほか)
第3 もう一つの対「米英(蘭)」戦争―対蘭加豪開戦への道(対蘭開戦への道;対加開戦への道 ほか)
第4 対「連合国」世界大戦―降伏・占領・講和から対米同盟へ(連合国の対日政戦略;連合国による戦後国際新秩序構想と国際連合創設 ほか)
著者等紹介
塩崎弘明[シオザキヒロアキ]
1941年愛媛県に生まれる。1966年上智大学大学院西洋文化研究科修士課程修了。長崎純心大学人文学部教授
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