海をわたる手紙―ノンフィクションの「身の内」

個数:

海をわたる手紙―ノンフィクションの「身の内」

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月24日 13時57分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000222341
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

著名なノンフィクション作家の澤地氏とドウス氏。長年、友人として支えあってきた二人が、戦後七十年の節目に交わした往復書簡集。

内容説明

満州に生まれ、『妻たちの二・二六事件』『密約』などの著書があり、「九条の会」呼びかけ人のひとりでもある澤地久枝。二十代で渡米、その後『東京ローズ』から『イサム・ノグチ』まで、一貫して日米にまたがる歴史を描いてきたドウス昌代。「事実」を書くことにこだわり、語られなかった歴史と愚直に向き合い続けるふたりのノンフィクション作家は、長年にわたり友人として、海をへだてた互いを支え合ってきた。ともに「外地の子」でもあったふたりが、戦後七十年の節目に、書き手として踏み出すまでのこと、取材と執筆を続けてきたなかでのなやみ、苦しみ、そして幾つもの出会いについて、しみじみ語り合った往復書簡集。

目次

オフ・リミット―一面の焼け跡から
「七歳」への取材―私の戦中とはなんだったか
沈黙の日々―死の横を通り過ぎて
「アメリカを見てやろう」
涙―『暗い暦』とゾッキ本の思い出
「ボーダー・ステイト」での一九六五年
去るひと―ミッドウェー海戦を書く
トンボの複眼―日系史に導かれて
国会前へ―わたしの祈り
司馬遼太郎さんの「日本語文章」
ノンフィクションの苦しみ
英訳休暇の旅―なぜイサム・ノグチだったのか
旧植民地生れの縁―本田靖春さんの「仕事の仕方」
Myメモ・ノート―寡黙な相棒

著者等紹介

澤地久枝[サワチヒサエ]
ノンフィクション作家。1930年東京生まれ。4歳のとき一家で満州へ移住、14歳のとき吉林市で敗戦をむかえる。引揚げ後、出版社勤務ののち五味川純平氏の『戦争と人間』資料助手をへて独立。著書に『火はわが胸中にあり』(日本ノンフィクション賞受賞)、『記録 ミッドウェー海戦』(菊池寛賞受賞)ほか多数

ドウス昌代[ドウスマサヨ]
ノンフィクション作家。1938年北海道生まれ。早稲田大学文学部卒業後、渡米。著書に『東京ローズ』(講談社出版文化賞ノンフィクション部門受賞)、『ブリエアの解放者たち』(文藝春秋読者賞受賞)、『日本の陰謀』(大宅壮一ノンフィクション賞・新潮学芸賞受賞)、『イサム・ノグチ』(講談社ノンフィクション賞受賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件