内容説明
藤堂高虎を藩祖に伊賀の上野藩と伊勢の安濃津藩を合わせて誕生した三〇万石の大藩。従来の藩体制研究をふまえつつ「藩世界」の概念を用いて、社会に内在する歴史の汲み上げを図る。津藩を舞台とする最新の近世史入門。
目次
序 藩世界の歴史認識―「里居臣」の憂慮と藩政批判
第1 戦国から偃武へ
第2 藩体制の成立
第3 一七世紀後半の藩政展開
第4 藩世界を支えた人々
第5 社会の変容と改革・一揆
第6 藩体制の「中興」と津藩の終焉
著者等紹介
深谷克己[フカヤカツミ]
1939年生れ。1966年早稲田大学文学部卒業。現在、早稲田大学文学部教授
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