“江戸”の人と身分〈4〉身分のなかの女性

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  • サイズ B6判/ページ数 220p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784642065696
  • NDC分類 210.5
  • Cコード C1321

内容説明

商家を切り盛りする後家、武家権力を支えた正室や側室・奥女中、性を封印した皇女尼僧。女子の教育や身売り奉公、女性に対する刑罰。女性と身分の関係を問いながら、江戸の社会を生きた女性たちの実像を描き出す。

目次

女性と身分―プロローグ
商家と女性―河内在方商家西谷家を例に
女子教育・女性教養の近世的展開
女性と刑罰
身売り奉公と女性
武家権力と女性―正室と側室
奥女中の世界
比丘尼御所の世界 パトリシア・フィスター―二人の近世皇女の信仰と文化活動
身分のなかの女性―エピローグ

著者等紹介

藪田貫[ヤブタユタカ]
1948年生まれ。1973年大阪大学大学院博士前期課程修了。1993年博士(文学)大阪大学。現在、関西大学文学部教授

柳谷慶子[ヤナギヤケイコ]
1955年生まれ。1981年お茶の水女子大学大学院人文科学研究家(修士課程)修了。現在、東北学院大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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奇天

1
「商家と女性」に記された西谷家さくの日記は様々な想像をかき立てられる。19歳のさくは、父が病に倒れ、夫とは離縁の処理を行っていた。母と妹と共に家を守りながら半年ほど日記を残している。それはあくまでも雑務の内容を記したものではあるが、幕末期の庶民の有り様が思い起こされる。誰か小説化でもしてくれないものか(笑)2011/04/20

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