出版社内容情報
10世紀以降、中央政府による城柵を拠点とした支配が崩れ、安倍・清原氏ら在地豪族が台頭する。現地の紛争に端を発した前九年・後三年合戦は、清和源氏を交えた全面戦争へ発展。平泉政権の誕生前夜、激動の東北を描く。
内容説明
一〇世紀以降、中央政府による城柵を拠点とした支配が崩れ、安倍・清原氏ら在地豪族が台頭する。現地の紛争に端を発した前九年・後三年合戦は、清和源氏を交えた全面戦争へ発展。平泉政権の誕生前夜、激動の東北を描く。
目次
序 前九年・後三年合戦の時代
1 城柵制支配の廃絶と北の境界世界
2 奥六郡と安倍氏
3 出羽山北三郡と清原氏
4 安倍・清原氏と仏教
5 前九年合戦
6 後三年合戦から平泉開府へ
著者等紹介
樋口知志[ヒグチトモジ]
1959年東京都に生まれる。1987年東北大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得中退。北海道教育大学旭川校助教授等を経て、岩手大学人文社会科学部教授、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。