城を極める<br> 東アジアの中世城郭―女真の山城と平城

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城を極める
東アジアの中世城郭―女真の山城と平城

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  • サイズ A5判/ページ数 172p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784642064835
  • NDC分類 220
  • Cコード C1321

内容説明

日本海をはさんだ大陸には、金や清を建国した女真族の城郭が多数存在した。日本・朝鮮の城郭と比較検討し、山城が発展した共通性や機能の相違点を探る。女真城郭の実例から、日本城郭を東アジアの中に位置づける。

目次

プロローグ 日本海対岸の中世城郭
1 女真族とはどのような人々か(金建国までの環日本海地域;金の建国から滅亡まで)
2 金・東夏以前の城郭(初期鉄器時代―城郭の発生;靺鞨・渤海の城郭;金代直前の城郭)
3 金・東夏代の女真城郭(女真城郭の概要・特徴;府州地域の城郭;蒲与路の城郭;故里改路の城郭;曷懶路の城郭;恤品路の城郭)
4 女真城郭と周辺地域の城郭(周辺地域の城郭;女真城郭の性格;女真城郭と東アジアの城郭)
エピローグ その後の女真城郭と日本列島

著者等紹介

臼杵勲[ウスキイサオ]
1959年、札幌市に生まれる。1991年、筑波大学大学院博士課程歴史人類学研究科単位取得退学。現在、札幌学院大学人文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

六点

81
成人漫画家の完顔阿骨打が著者に捕捉されている事に驚きを隠せなかったのであるが、それはさておき、六点は中世城郭の求心的な複郭陣地とテクニカルな縄張に囚われており、然程類似性があるとは思えなかった。それはさておきこの本は『 城を極める』と称する五巻シリーズの第二巻なのだが、続刊が九年経っても出ないのである。エタちゃったのかねえやはり。 2024/08/02

なつきネコ@執事になる化け猫 全てのご主人様、お嬢様、紅茶をどうぞ☕

7
女真族の城を考えた事がなかった。騎馬民族や、オホーツク海文化のイメージがあったが環太平洋城郭といわれる城がある事にも驚いた。金帝国の壮大さは、中国のもう一つの歴史を改めて知った。山城を中心とした防御施設。上京龍泉府は中国文明を取り入れ高度な国作りをしていたのがわかる。敵の備えとして山城の堅固さ、万里の長城を作り異民族を止めていた秦は別に異民族も、対応して城を作っていたのは納得。しかし、ロシア領に女真の城というのも、かつての民族と現代の国家が違う例の一つと言える。2021/09/06

電羊齋

6
現在の中国東北部及びロシア沿海州に築城された金・東夏代の女真城郭の現地報告及び縄張り図を多数掲載。主な城郭については緯度と経度も掲載されているのでGoogle Earthで現状を確認することもできる。日本・朝鮮半島など東アジアの城郭との比較検討も興味深い。また、多くの城郭が河川付近に立地しているのも面白い。本書の元となった城郭調査では日本の中世城郭研究者の協力も得ており、日本の中世城郭ファンにとっても読みやすい本となっている。2015/07/15

四不人

2
当たり前だが、日本以外にも「城郭」があるんだなあ、と実感。規模はともかく女真の城は日本のものによく似ている。何よりも、GoogleMapで見られることに感動。2015/08/08

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